下町が生んだ風雷の乙女 ―月島小春、見参!―
要望があったので、美月と綾乃の妹分の江戸っ子戦隊ヒロインを作ってみました。
下町・深川の細い路地裏から、今日も元気な声が響きわたる。
「おっとっと、遅刻遅刻!こはっつあん、またやっちまったぁ〜!」
その声の主こそ、風と雷を司る戦隊ヒロイン《風雷レンジャー・赤橙の小春》である。本名、月島小春。年齢は19。表向きは商店街の手伝いをするどこにでもいる女子大生、だがその正体は――江戸っ子魂を秘めた、粋でいなせな戦士だ。
彼女の戦闘スタイルは、とにかく真っすぐ。考えるより先に動くタイプで、スピードと気迫で押しまくる豪快な戦法が持ち味。だがそれゆえに、「そそっかしいったらありゃしない」と近所のご隠居にまで心配されるほど。時にリコーダーでチャイム代わりに登場したり、祭りの太鼓の音に反応して変身しそうになったりと、騒動を巻き起こすこともしばしば。
しかし、仲間を想う気持ちと、下町の人々への情の深さは誰よりも熱い。たとえ自分が窮地に立たされようとも、彼女はきっと、立ち上がる。
彼女の背に翻るは、朱色に金縁のはっぴ風ショートジャケット。背中には誇り高き筆文字の「風雷」。白のロングブーツが江戸の粋を映し、腰のタオルが下町娘の心意気を伝える。
さぁ、今日も小春の元気が、空を切る――。
「やってやんよ!あっしが江戸の風雷ってやつでぃ!」




