【おまけ】書き下ろし レイラと普通っぽいひと
『レイラと魔法の羽根ペンの記述』と言う書物を見つけ、拝読。
協会に関しての記述であったが、非常に興味深い。
まず、グラノノエール豆売り協会が、特殊能力者系のいわゆる『協会』の頭。
たしか創設者は女性だ。
本店舗『平和店』では、甘納豆や栗を扱いはじめた頃、一部にバレた。
その記述を、文字司のレイラがしていた。
そしてその記述を、俺が見てしまった、ってことになる。
自分で雑記を書くなんて思わなかった。
動揺と高揚が鼓動や呼吸のようにやってくる。
ペンを持つ手が踊っているか、泳いでる、もしくは駈けている。
そんなこと言うなんて、普段の俺じゃない。
なんだか嬉しい。
記述によると、測量士が地図を作るためにでかけて・・・
そして豆の成分が必要なその体質の人員のために、親戚が豆屋を始めた。
飛脚を雇い、その飛脚分まで豆を用意してあったのだが・・・
その飛脚がお人好しで、ひもじいと言った子供達に自分の分を別けた。
その報告に『協会』は、「それを予測していなくてすまなかった」と
飛脚に対して届ける分、飛脚分、別ける分、売る分、を渡した。
「道中、少し重くなるがのう。頑張ってくれぃ」
そんな優しい言葉に、自然と飛脚は『巡回豆売り』と呼ばれ出し、
その巡回豆売りたちは、感謝の言葉を「まーめ」と発する。
それは創設者のニックネーム「まめちゃん」に対する宗教的なものだと言う声もある。
俺は、それは違うんじゃ無いかと思った。
単純に、豆に感謝した。
それだけなんじゃないかと、思った。
文字司のレイラ:はぁい。協会の自動書記能力者レイラです。
・・・なんてこった!手が勝手に動いてる!意思を感じる!!お話したいです。




