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ジュリエットによるロミオ暗殺計画  作者: 眠夢


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木漏れ日に滲む涙

ロミオのいるモンタギュー家と私のいるキュピレット家は対立関係にあった。


私はことあるごとに、キャサリンに、いつ使うのかもわからないあざとわざ? みたいなのを、大学の木の下で教えてもらっていた。

「あのね、届かないって思うほどに、その人のことが好きになるらしいよ」

「相手を自分の本命にするには、『会いたくても会えない』状況を作ることが大事なの。男の人って追われる恋より追う恋の方が好きだからさ」

「気になってる人が突然目の前に現れた時、それがその人が恋に落ちる瞬間なの。そして、その人と結ばれないとわかった瞬間、それがその人にとってとっても悲しい瞬間なのよ。これを利用するの!!」


とっても楽しそうに話すキャサリン。

2つ縛りで、ドリルカールみたいな髪型、金髪に青い目、私はそんな彼女を見るのが大好きで、大好きで……


今日も快晴。


木漏れ日が、涙で滲む。


上を向いていたら、涙が零れる速度も遅くなる気がして、学術書を閉じて、そのままゆっくりと目を閉じた。



目が覚めたら、星がキラキラと輝いていた。


あの中に、キャサリンがいると考えて……。



ロミオ。



ロミオ。




ロミオ。






ロミオ!!!






……報復してやる。






絶対に許さない。







対立とか知らないけど、私の唯一の友達を。







キュピレット家の娘で誰からも避けられていた私の唯一の友達、キャサリンを。








許さない。








絶対に、報復してやる。








ロミオ。お前が一番悲しくてつらい死に方をさせてやるよ!!

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