↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ジュリエットによるロミオ暗殺計画  作者: 眠夢


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
1/4

ジュリエットと学園の木の下

「告白されたら、その人のことを好きになるらしいよ」

「へー、そうなんだ」

学園の広場、大きな木のあるところ。私たちは2人座って、雲ひとつない、綺麗な空を眺めながら話していた。

そこまで恋愛気質ではない私は、キャサリンの話をぼーっと聞いていた。

キャサリンは私も通っているヴェルサイユ魔術学園の薬学部で、成績優秀……という感じではなかったけど、いつもよく分からない毒薬みたいなのを発明してはニッコニコで私に飲ませようとしてきた。

ほら。また。キャサリンはニッコニコな顔で私の方を向く。片手には、三角の試験管みたいなのに、緑色の液体。

「ねえ、みて! ジュリエット! これを飲めば仮死状態になれるんだよ! すごくない?」

「……それ、なんの意味があるの?」

「いいじゃん! 私、これ作るのにとっても時間かかったんだよ! せっかく作ったんだから、持っておいてよ」

説得におされ、少しのため息を着いて、それを手に取った。

「……天気いいね。」

私はそう呟いた。

今日は、雲ひとつ無い快晴。

「……じゃあ、私授業だから。ジュリエットも無理せず頑張りなよ」

「……うん」

2人でフフッと笑いあった。


その夜、キャサリンは殺された。

モンタギュー家のロミオという男に。

「キュピレット家の私と仲良くしていた」という理由で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。