表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
134/135

第134話 新入生を迎えて

四月。新年度の始まり。

白百合女学院の正門前は、新入生と保護者で賑わっていた。

桜良は新生徒会長として、紡や詩織、紫苑、あかりと共に新入生を迎える挨拶に立っていた。


「皆さん、白百合女学院へようこそ。

私は生徒会長の白百合 桜良です。

この学園で、あなたたちの花が美しく咲くことを心より願っています」


新入生たちは、桜良の気高い姿に目を輝かせていた。

その中に、数人の特に光の強い子たちの姿があった。

彼女たちは、これから白百合家の血筋や協力家系の少女たちと共に、新たな守り人候補として育っていくことになる。


放課後、生徒会室では新たなメンバーが集まっていた。

桜良が皆を見回し、静かに言った。


「今年は特に、レイラインの安定が重要になります。

私たち生徒会が中心となり、中守り人の増員と、新たな候補生の指導を進めていきましょう」


紡が隣で頷いた。


「はい、桜良さん……

私も、精一杯お手伝いします」


詩織は眼鏡を軽く押し上げ、冷静に提案した。


「新入生の中から、適性のある子を早期に発見して、個別指導を始めた方がいいと思います」


紫苑は妖艶に微笑みながら言った。


「面白くなりそうですね……」


あかりは元気よく手を挙げた。


「私もがんばるよ! 新入生のみんなと仲良くなりたい!」

桜良は皆の顔を見て、静かに微笑んだ。


「ありがとう。

これから、また新しい物語が始まるわね」


窓の外では、桜の花が満開に咲き誇っていた。

新入生を迎え、物語は再び動き始めていた。

満開を果たした者たち、

これから満開を目指す者たち、

そして世界のレイラインを守るという大きな使命。

白百合の花は、静かに、しかし確かに、次の春を約束するように咲き続けていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ