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1 学生生活を楽しむ平凡な美人女子大生洋梨子(よりこ)

洋梨子は20歳の女子大生。洋梨子は美人で気立が良く、友人を大切にするのでみんなから好かれている。


勉強も運動も普通で特に秀でているものはなく、中堅の私立大学に通うごくごく平凡な女の子だが、テニスサークルで活動し、友達とドライブ、カラオケや飲み会に行くなど充実した大学生活を送っているだけでなく、ボーイフレンドの琉生るいと健全な交際をするなど青春を謳歌している。


二人はまだ手さえ握り合ったことは無いが、妙に気が合っていて、困ったことや悩みがあればすぐに話せるカップルだ。


 琉生るいは中学生の時から理科が抜群にできて、現在は超一流国立大学の大学院で機械工学の研究をしており、何と亡き父の遺産を活用して自宅にも研究室を持っていて、独自の研究を重ねていた。


洋梨子とは大学間の交流で知り合い、だいたい2週間に1回くらいの割合で映画を見たり、洋梨子の好きな水族館に行ったり、食事をしたりして楽しく過ごしている。


 今日も洋梨子は仲良しのレイちゃんやスミレちゃんと一緒にスイーツ巡りをしてケーキを食べまくっている。


洋梨子は洋梨のケーキ、レイちゃんはいちごショート、スミレちゃんは和栗のモンブランを注文した。特に和栗のモンブランは他のケーキよりも200円も高いのだが、和栗の魅力には勝てなかった。


3人はそれぞれ注文したケーキを3等分すると仲良く食べ始めた。つまりそれぞれが3種類のケーキを味わえるというわけだ。


推しの俳優や歌手の話をしたり、ボーイフレンドの話をしたり、ファッションの話をしたりして、3人はしょっちゅうスイーツやジェラートを食べているが、若くてhigh metabolism (新陳代謝がいい)ので、太ったりはしていない。


洋梨子は毎日が充実していて、楽しくて楽しくて、何にも悩みがないかのようにさえ見える。


 今日はボーイフレンドの琉生るいの自宅の研究室で彼が最近発明したという何かの装置を見せてもらうことになっていた。研究室に入ると、優しそうなお母さんが紅茶とケーキを出してくれた。


満足気にケーキを食べながら洋梨子は

「このケーキ、とっても美味しいわ。でもほとんどがアップルね。アップルパイとは違うし」


琉生は何かの機械をいじりながら笑顔で

「それ、タルトタタン。フランスのお菓子さ。僕の母はスイーツ研究家なんだ」


「あら、いいわね。今度教えてもらったりできたらいいな。いや、それは冗談よ。お忙しいでしょうから」

「大丈夫。母さんは優しいからね。喜んで教えてくれるさ」

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