ep.427 琥珀の不夜城:労働の賛歌と「雷電」の神速張り手建築
平原ロケの長期化を決定した咲姫は、優雅にティーカップを傾けながら宣言しました。「にゃうにゃあ! 毎日テント生活では、皆さんの『慈愛の表情』が曇ってしまうのです! 今日中に、ここに地上三階建ての『平原離宮(経費製)』を建てるのですー!!」
■ Lv.17:信者リーダー&怪獣リーダー(労働の宣教師)
猫二が穴に落ちて不在となった今、信者リーダーたちの瞳には、かつてないほど純粋で危険な光が宿っていました。彼らにとって、猫二の「私欲」は現場を汚す不純物でしかありませんでした。「にゃはは! 不純な欲望で現場を汚した猫二様はいなくなったにゃ! 今こそ、我らの『労働』を純粋に咲姫様に捧げる聖なる時間にゃ!!」彼らは中抜きなど一毫も考えません。むしろ「休むことは罪」「採掘こそが至上の祈り」と説き、新人たちを不眠不休の聖業へと駆り立てます。「ほら、もっと深く掘るにゃ! 金の輝きは、我らの献身への祝福にゃ!!」彼らの労働賛歌に当てられ、現場は逃げ場のない熱狂的な「ブラック聖域」と化しました。
■ Lv.16:雷電(元力士・不動の建築横綱)
この狂信的な熱気の中、総責任者に指名されたのは雷電でした。「……建築もまた、土俵と同じよ」彼が「どすこい!」という掛け声と共に、巨大な岩石に張り手を叩き込むと、岩は爆鳴を上げて完璧な直方体の建材へと変貌します。信者たちが狂喜しながら運び込む金や銀を、雷電は神速の突っ張りで壁面に叩きつけ、分子レベルで圧着。内装は瞬く間に、目が眩むような黄金の装飾で埋め尽くされていきました。
■ Lv.16:バッシュ・ルネ・魚人(極限のインフラ維持)
「労働は命」と叫ぶ信者たちに追い立てられ、インフラ担当も限界を超えます。バッシュは、狂信者たちが運び込む数万トンの建材を、盾一つで受け止めては雷電の足元へ。ルネは、地下水脈を爆発させる勢いで引き上げ、地中の魚人は「砂海遊泳」で配管を維持。「これ、労働じゃなくて拷問にっぽ……。あ、でも信者さんたちが『これが幸せ』って言ってるから、幸せに違いないにっぽね……」魚人もまた、強烈な同調圧力の中で理性を失い始めていました。
■ Lv.18:騎士と武士の「聖なる静寂」
一方で、騎士と餡子熊王は、咲姫から「主役は現場の汚れ仕事に関わってはいけない」と命じられ、建設現場の特等席で「優雅に座っているだけの撮影」を強いられていました。「……騎士殿。信者たちのあの顔……戦場での狂戦士よりよほど恐ろしいな」「……同感だ。労働が救済だと言わんばかりだ。……我々も何か手伝うべきか?」身を乗り出そうとする騎士でしたが、アリスとサヨが影から伸びる手で彼を固定します。「パパぁ、動いちゃダメなのですぅ。今は、信者さんたちがパパの騎士道を『労働の偶像』として崇めている最中なのですからぁ」 騎士は今や、建設現場を統べる「働かない象徴」という名の神像として、動くことを禁じられていました。
「にゃうにゃあ! 皆さんの『労働の結晶』が、私の離宮を輝かせているのですー! 素晴らしい献身なのですー!!」
ピックアップ
雷電(Lv.16:神速の張り手職人)
「叩く・踏む・押す」の三拍子で、平原に黄金の離宮を現出させる。信者たちの「どすこいコール」をBGMに、彼の張り手が離宮の格を高めていく。
信者リーダー(Lv.17:労働狂信者)
「労働=命」という思想に基づき、一秒の休息も許さない。猫二がいなくなったことで、現場は「純粋で終わりなき聖なる地獄」へと昇華された。
魚人(Lv.16:地中配管工・洗脳済み)
地中でボロボロになりながらも、信者たちの労働歌を聴いて「僕ももっと働かなきゃいけない気がするにっぽ!」と、砂海遊泳の速度を上げる。
信者たちの「労働こそがすべて」という狂信性を強調しました。欲にまみれた猫二がいた時よりも、純粋な信仰で動く今の現場の方が、逃げ場のないブラックさを醸し出しています。
信者たち=労働が出来ればどこでも天国・極楽。
自給自足こそ最高の信仰である。ネギ教→芋ネギ教→NkQ教




