ep.407 銀河の投げ銭祭:絶叫のアスパラ収穫祭
「にゃうにゃあ! 皆さん、大ニュースなのですー!! 昨夜の『光る新人Cちゃん』の配信が、銀河トレンド1位を記録! うさちぁんから100万NkQの投げ銭が乱舞したのですー!!」
咲姫の放送が流れた瞬間、開拓エリアに衝撃が走った。Lv.10の維持費に汲々としていた新人たちが、一斉に立ち上がる。「ブタに追われるだけで100万!?」「私も光りたい!」「私の方がもっと美味しそうに逃げられるわ!」
そんな殺気立つ新人たちの前に、猫二(総務部長)が「新作のゴミ(高級食材)」を抱えて現れた。
「にゃはは! 光るのはもう古いにゃ。これからは『音』の時代にゃ。この『七色クリスタル・アスパラ』を収穫して離宮に届けてみろにゃ。うさちぁん様は今、機嫌が良くて財布の紐がガバガバにゃ!」
■ 撮影現場:原生林の絶叫コーラス
新人たちは我先にと原生林へ突っ込み、地面から突き出す輝くアスパラを掴んだ。だが、それを引き抜いた瞬間――。
「ギィィィィィヤァァァァァ!!!」
アスパラが鼓膜を突き刺すような超音波で鳴き始めた。その音に引き寄せられたのは、空の捕食者『カミソリ・ペリカン』の大群である。
「痛い! 耳が! でも……離さないわ! これを届ければ、うさちぁん様の投げ銭が……!」
空から急降下する怪鳥に突っつかれ、血と泥にまみれながら、アスパラを抱えて爆走する新人たち。その姿は、離宮の巨大モニターに「最も必死な合唱団」として映し出されていた。
■ 離宮のテラス:VIPの酒宴
「あはは~! すごい音だねぇ~、このアスパラ! グラスに入れるとシャンパンが勝手に振動して、勝手に泡が立つよぉ~! 面白いから、あの頑張ってる子に200万NkQ追加ぁ~!!」
うさちぁんが、うさちぁん皮を震わせて笑いながら、タブレットを連打する。画面上では、文字通り「金の雨」が降り注いでいる。
「うさちぁん様、太っ腹なのですぅ! 私たちもパパに、あのアスパラを100本くらい抜かせて、離宮をクリスタルで埋め尽くさせたいのですぅ!」左右からアリスとサヨに万力のような力で肩を抱かれ、騎士は白目を剥きながら「アスパラ抜き機」として戦場へ再投入された。
「……さらっと。報告です。現在、新人たちの間で『アスパラ争奪戦』が発生。あまりの騒音に、惑星パルミエの生態系が崩壊し始めていますが、PVは過去最高を記録しています」
■ 別枠エリア:横流しの果て
新人C(前回の被害者)は、昨日の「芋」の副作用でまだ薄っすら光りながら、今回のアスパラを猫二からこっそり分けてもらっていた。
「Cちゃん、これを食べれば、君の声は『銀河の歌姫(物理攻撃)』になれるにゃ」
新人Cがアスパラをかじった瞬間。彼女が「あ」と発しただけで、コンテナハウスの窓ガラスが全て粉砕された。
「……あ(窓が……!)」
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新人C(Lv.10): 「光る・匂う・声が兵器」という三冠王を達成。もはや存在自体が歩く放送事故だが、うさちぁんからは「芸達者だねぇ~」とさらに投げ銭が飛ぶ。
騎士: アスパラの絶叫と嫁二人の圧迫により、聴覚と精神を同時に失いかけるが、経費で「最高級耳栓(50万NkQ)」を購入させられる。
猫二(総務部長): 「投げ銭の手数料だけで、新しい支店が建てられるにゃ」と、ソロバンを弾きながら不敵に笑う。
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「投げ銭の力」は、恐怖すらもエンターテインメントに変えてしまいます。 うさちぁんの「酔った勢い」という銀河最強の権力が、新人たちを死地へと向かわせる……。 次は、声が超音波になった新人Cが、その歌声(破壊音)で「原生生物を一網打尽にする」という、斜め上の撮影エピソードが始まりそうですね!?




