Nutral.24 湧熱なのです!――海底火山の無害化と、甘味温泉街の誕生
逆転タワマン旅館が“にゅるっ”と海底に生えた翌日。咲姫は、旅館の最下層――海底2.2NkQ階に降り立ち、足元から響く「ぐつ……ぐつ……」という低い振動に耳を澄ませた。
咲姫
「にゃうにゃ……。この音、ただの温泉じゃないのです。海底火山の“生煮え”なのです!」
新平は顔を真っ青にした。
新平
「生煮えって言い方やめてください!!海底火山ですよ!?危険物ですよ!?旅館どころか街ごと吹き飛びますよ!!」
猫二はしっぽを逆立てて叫ぶ。
猫二
「にゃあああ!!(=絶対に危険にゃ!!)」
しかし、雷電と餡子熊王は、またしても“ああ、来たか”という顔をしていた。
咲姫、海底火山を“温泉炉”に変換する宣言
咲姫
「にゃうにゃ!海底火山は危険……でも、危険なら“ぷるぷる”にすればいいのです!火山の熱を、甘味インフラに変換するのですよ!」
新平
「そんな変換、聞いたことないです!!」
雷電は静かに四股を踏み、餡子熊王は餡子筒を構えた。
海底火山の無害化プロセス
雷電の「火口封じ・張り手地鎮」
雷電が海底に向かって掌を突き出す。
雷電
「どすこいッ!!」
張り手の衝撃波が海底火山の噴出口を包み込み、マグマの圧力を“礼儀正しいレベル”にまで抑え込む。
新平
「礼儀正しいレベルって何ですか!?」
餡子熊王の「餡子耐熱シールド」
餡子熊王が火口に白餡を流し込む。
餡子熊王
「……餡子は熱に強い。外側は硬化し、内側は柔らかい。火山の暴力を“和の粘り”で包むのだ」
白餡が火山を覆い、マグマの熱を“温泉の湯気”へと変換していく。
猫二
「にゃ……(=餡子で火山を封じる世界……)」
咲姫の「甘味地熱・ぷるぷる炉」
咲姫が0.13PLCを火口に注ぎ込む。
咲姫
「にゃうにゃ!火山の熱を“甘味地熱”に変換するのです!これで安全で、美味しい温泉になるのですよ!」
琥珀色の光が火山を包み、マグマの熱が温泉・蒸気・甘味エネルギーに変換されていく。
新平
「火山が……プリン工場みたいになっていく……」
温泉街インフラの建設開始
火山が安全な“甘味地熱炉”に変わった瞬間、咲姫は旅館内部の建設を開始した。
温泉(大浴場)
甘味地熱で常時42度
壁は琥珀ゼリー
湯気はほんのりカラメル香
雷電の張り手で湯面が常に静か
温泉(個浴)
海底2.2NkQ階に集中
餡子熊王の“餡子蒸し”が楽しめる
ぷるぷるプリン風呂も選択可能
宴会場
うさちぁん監修の「温泉酒」飲み放題
海中の魚が窓越しに覗く
雷電の張り手ショー(湯気が虹になる)
食堂
温泉饅頭(蒸気でふわふわ)
温泉プリン(地熱でとろとろ)
温泉にんじんっ(謎の甘味増幅)
温泉餡子(餡子熊王の直火仕上げ)
温泉酒(うさちぁんの地熱熟成)
新平
「温泉にんじんって何ですか!?にんじんを温泉に入れただけでは……?」
うさちぁん
「違うよー!温泉にんじんっは“お湯割り”だよー!」
新平
「飲み物なんですか!?」
土産屋
温泉プリンの素(地熱で固まる)
温泉饅頭の皮(蒸気で膨らむ)
温泉餡子パック(要冷蔵)
温泉にんじんっ(持ち帰り不可)
猫二
「にゃ……(=持ち帰り不可って何にゃ……)」
客室
上層(22~15NkQ):青い景色・安い
中層(15~5NkQ):魚が見える・中価格
下層(2.2NkQ):海底の光る微生物・高級
全室ぷるぷる床
VIP部屋なし
完成:アクア・プリン・タワー温泉街
咲姫は、完成した旅館内部を見渡しながら言った。
咲姫
「にゃうにゃ!これで旅館は“美味しい温泉街”として完成なのです!あとはオープンするだけなのですよ!」
雷電
「どすこいッ。湯も地も整ったでござる」
餡子熊王
「……甘味と温泉。これ以上の癒やしはない」
新平
「(もうこの街、観光地としての概念が別次元……)」
猫二
「にゃ……。でも、絶対人気出るにゃ……」
こうして、海底火山を甘味温泉へと変換した“温泉街タワマン”が完成した。
次回、ついにオープンなるか――!
雷電と餡子熊王に並ぶ咲姫
同列に並べるのは強い証




