【Interlude:酒樽ピラミッド編 設定資料】
【世界観・舞台設定】
灼熱の砂漠部屋
うさちぁんが「世界の余白」から釣り上げた古酒の開栓により、拠点が変質した空間。
物理的には室内だが、観測上は「灼熱の昼砂漠」となっている。
エアコンからは砂が噴き出し、カレンダーはスカラベに、銀スプーンの影はコブラへと変質する。
物語が進むにつれ、砂漠の空が剥がれ落ち、キッチンの換気扇や冷蔵庫といった「現実(拠点)」が露出する「世界混線状態」へと陥った。
【キャラクター:属性・状態】
咲姫(魔王)
エジプト風の白い麻布を纏った姿に変質。
「暑いのはプリンの保存に悪い」という理由で、神話級の異常事態にも不機嫌なまま立ち向かう。
「観測者のわがまま」こそがピラミッドを建てる材料であると断じ、世界を再起動させる権利を持つ中心的存在。
うさちぁん
世界の余白から「ピラミッド栓の古酒」を持ち込んだ元凶。
二つ名「概念を呑む者」を獲得し、背後に巨大な酒樽の影を実体化させるほど格を上げた。
「酒樽の底が二重に見える」という独自の観測眼を持ち、酔いと現実の境界線を踏み越える。
新平(管理職・社畜)
リネンの腰巻姿に、規約が刻まれる「粘土板」を持たされた苦労人。
異常な物理法則を「住宅管理規約」や「比重計算」で解釈しようと試みるが、
プラチナの重圧や鉄砲水のコンプライアンス違反に悲鳴を上げ続ける。
孝平(普通・基準点)
砂漠化し、視界が蜃気楼に歪む中、一人だけ「開かずのクローゼットの角」や「キッチンの位置」を正確に把握する「基準点」
彼の「普通」の視界こそが、一行を死地(クローゼットへの激突)から救う道標となった。
酒フィンクス
ライオンの胴体に、不機嫌な中間管理職のような人間の顔を持つ門番。
語尾が「よぅ~」と「ちぁん」の中間で揺れる。
酒と余白にまつわる「なぞなぞ(クイズ)」を出し、正解者に概念的な報酬を与える。
【重要用語・アイテム】
ピラミッド型の古酒
開栓すると、数千年分の砂漠の記憶と熱風を解き放つ「世界の蓋」
ラベルには製造年月日ではなく「紀元前」と刻まれている。
プラチナの巨球
ご褒美として獲得した「重たい塊」。
表面は金メッキだが、中身は超高密度プラチナであり、さらに「歴史・欲望・余白」の概念が圧縮されているため、比重は∞に近い。
最終的にメッキが剥がれ、露出したプラチナの地肌と床の「摩擦」によって停止した。
ナイルの恵み(鉄砲水・酒)
最後のご褒美として選んだ「水」
一見ペットボトルの水だが、ラベルが常に書き換わり続け、開栓すると猛烈な勢いの「ヴィンテージ・エジプト酒」が噴射される。
この噴射が黄金のメッキを剥ぎ取り、物語を終息させた。
22NkQ(超新人の時給)
砂漠の迷宮においても「成長の余地(余白)」の象徴として語られる単位。
王の間における「価値の基準」の一つとして機能した。
酒フィンクス編はここまで。
次話は【Interlude編】が数話入ります。




