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理人と陽華

次の日学校へ行くと理人は本当に話しかけてこなかった。

これで良かったんだよね。

これでいじめられずに済む。

「……」

今思うとこのクラスには理人以外話せる人が居なかった。


「……1人……か。」

理人は男子と楽しそうに話していた。

……キスされたことは正直驚いた。

だって、あたしからしたらただの幼なじみだし。


「あれ、柘植さん今日は理人と一緒じゃないの?」

クラスのルーム長に声をかけられた。


「あ……うん。」


「今日の理人元気ないんだよねぇ〜何かあったのかな。柘植さん知らない?」

少し、と言うかかなりギャル系な人だけどそこまで怖くない。


「さ、さぁ?」


「そっかぁ。柘植さんと居る時の方が理人楽しそうなんだよね」


「え!?」

そうなの?今も充分楽しそうだよ?


「あれ、絶対作り笑いだよ。目が笑ってない。」

この人、よく見てるなぁ。


「柘植さん、理人と何かあったの?」


「え?」


「ほら、いつもいるし今日は珍しいなぁって。」


「あぁ、うん。、まぁ。」


「そっか。じゃあまたね。」

ルーム長は席についた。

……理人、作り笑いなの?

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