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今後はVRゲームの中世でのんびり暮らすので、私を探さないでくださいっ!  作者: アドリアーノ☆スパイラル


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116/116

第116章

ー☆〜〜〜


こうしてどうにか食材をゲットした老婆リンダとヘトヘトのパイソン閣下は家路につきます。古びた長屋の玄関を入ると意外にも小綺麗に整頓されていました。二人は台所へ向かいますが、そこにはこの地獄絵図のワールドでは考えられない本格的な厨房設備が鎮座し我々を出迎えます。パイソン閣下は圧倒されながら眺めていました。



老婆リンダ「どうじゃ、このキッチン中々じゃろ。此処だけはワシが譲れなかったんじゃよ。どうれ、そろそろお料理を始めるかな!」



リンダに指示されながらパイソン閣下はリストランテチエーンで培った包丁さばきで食材を刻みます。



パイソン閣下「しかしこの調味料、よく見るとどれも見覚えのないものばかりでまるで見当もつかんわ……」


老婆リンダ「それもそのはずじゃ、この地獄アトラクションオリジナルの食材ばかりじゃから、元の世界とはだいぶ味が異なるんじゃよ。だからワシの指示する分量を守らないととても食えたものじゃなくなるんじゃよ。わかったか?」


パイソン閣下「はい、承知しました!では教えてくださいな〜ッ!」



そして地獄ディナーの支度が早速始まったのでありました。



老婆リンダ「野菜は全部刻んだら鍋に入れて茹であげてちょうだい。その時にその海藻でだしを取るからね。あとこの調味料を3:2:1:2の割合で混ぜ込んでおいてね。そしたら今度は肉のカットよ。さぁ急いで刻んでちょうだい!」


パイソン閣下「はいはい忙しいねぇ……アンタは指示するだけで何にもしないんかい?」


老婆リンダ「アンタを此処に泊めて三度三度まで提供しようと言うんじゃから料理位作るのが当たり前じゃろ。それより鍋がそろそろ沸き立って来たぞよ。出汁の海藻は先に引き上げたじゃろから弱火にして野菜をじっくり煮込むのじゃ。そして肉を切り終わったら串に刺してそっちの炭火で焼くんじゃ。それからピザの生地づくりじゃからあのまな板を用意するのじゃ!そら早ようせいッ!」



リンダに煽られながら一生懸命なパイソン閣下は鼻汁を拭く間もなく厨房を走り回る。



パイソン閣下「あのぅ、先程の野菜スープでございますがお味をどうぞ…」


リンダ「うむ、ちと味が薄いようじゃがきっとお前さんの鼻汁が入ったからじゃろう。うん良かろう。それじゃはよピザ記事を作るのじゃ!」


パイソン閣下「あのぅ、生地を伸ばす棒は何処にありますかな?」


リンダ「そこじゃ。厚みが薄くなるまで破かんように上手に伸ばすんじゃよ。よしその調子!そろそろ炭火の肉に日が通った頃じゃから先程の野菜スープに入れてこの特製ルーを使ってシチューを作るのじゃ!」


パイソン閣下「ほぅなるほど、それはおいしそうじゃ、楽しみですな!」


リンダ「そしたらこのパン生地の上にそこにあるトマトソースを塗りたくってサラミを乗せてチーズもたっぷりバジルもドッサリであとはオーブンでコンガリ焼くのジャ!」



こうしてようやく地獄秘伝の食材を使用したリンダ特製ディナーが完成しました。早速二人はご馳走にありつきます。



パイソン閣下「う〜ん、もう我慢できん腹ペコじゃ〜ッ、いただきま〜すッ!」


リンダ「お主そんなに慌てて食べたらこのご馳走の美味しさを楽しめんじゃろうが、どうじゃ、初めての地獄料理の味わいは?」


パイソン閣下「へ、どのような神経でそれを私めに聞きますのですぅ?そりゃあもう何と言うか……塩っぱかろう辛かろうそしてドブの如くマッズッでございますが何か?ヘル、ハラ、ヘル♪yeah!」






///to be continued!!!☆☆☆〜〜〜







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