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変な日常魔王様  作者: ABA-65
前編
2/7

第2話 なんだこいつら

 昨日の出来事からさておき今の状況を説明しよう。

朝起きたらモネに頭を撫でられていたのだ、なんなら抱きつかれているのだ。


「…モネ…お前は朝からなにをしているんだ…」


「愛でているだけです」


「えぇ…?」

もうとんでもないくらい撫でられている、そろそろ離して欲しいものだし朝の準備ができない。


「…そろそろ離れて」


「仕方ありませんね」


「仕方ありませんね、じゃなくてだな」

 モネは定期的に私を撫でようとするのだ、まったく困ったものである。

歯磨きをした後に朝飯をもちろん食べるわけだが。


「なんだこの紙」


「今日の分の仕事じゃないですかね」


「四天王に合うことと幹部関係で新しい人を採用することが内容として書いてあるけど四天王ってなんだ?」


「四天王といえばこの国でも同じくあの強い4人組のことですよ」


「へ~」


「聞いておいてそれなんですか...」


小さいときにRPGをしていたからちょっとだけならわかるんだよなぁ、今となっては魔王だから魔王が魔王を倒すとかいう意味不明な状態だけど。


「...あぁそういえば魔王様昔ゲームをしていましたね」


「そうそうお兄ちゃんからものすんごい微妙な顔されながら見られても関係なくやっていたなって」


「当時は面白いくらい高額でしたからね、今となっては転生者とやらの影響で娯楽関係がやたら発展したけど」


「なんか懐かしいなぁ、そうやって考えてみると」


「私も昔と称してしまいましたが昔といっても10年くらい前ですがね」

そんなこんなでくだらない話をしていたら明らかに嫌な気配がドアの近くにやってきた。

ドンッドンッドンッ!


「さっさと開けんかい!!!」

ドアを壊し赤色で目立つ輩が見えた。


「うわなんだアイツ」


もちろんというかすかさずにモネが反応したし。

「まず名前を名乗りなさい!」


 四天王ってこんな失礼な奴らなのかね。

さっき叫んでヤーさんみたいに扉殴っていたやつは身長はでかいし髪は赤色でよく目立つけど髪ぼっさぼさでがさつなんだろうなっていうのがよくわかる見た目しているよ。


なーんかしょうがなさそうな顔しながら赤いやつが自己紹介をし始めた

「私はぁ!!四天王の一人であり嵐を操る女!!!、スメルチだぁ!!!」


クッソでかい声の後にあきれてほかの2人がドアだった場所からわざわざドアだったところを開いては言ってきた。

銀髪のやつがスメルチをワンパンで締め上げてしまった。

「申し訳ありませんうちのバカが」


 なんかカオスでちょっとよくわからなくなってきたよ、すでに疲れているのは気のせいな気がしたい。

「あの、普通に名前をだな」


「申し訳ありませんでした、私の名前はメテルでございます」


 男なのに割と女みたいな名前しているんだな...

「魔王様、今私の名前を女みたいな名前していると思いましたね?」


「ふぁっ!?」


「あなたが魔王という立場ではなかったら締め上げているところでしたよ」


「えぇ...」


 でその様子に苦笑いしながら見ている金髪のやつがいるがアイツはアイツで何だろうか。

「後そこで苦笑いしているあんたの名前は?」


 一瞬驚いていたような顔をしていた気がするけどなぜ呼ばれないと思ったのかがむしろ疑問になってしまった。

「私ですか?私の名前はラストルブですけど...」


「四天王の人だよね?」


「あ、はいそうです四天王の中で上から三番目に強いです」


 急な自慢らしきことを言い出しているのでまぁ四天王なんだろうな。

「えぇ...」


そして四天王のはずなのに最後の一人が見当たらないのはなぜだろうか...

「ところであと一人はどこ行っt」


今まで会話に参加してこなかったモネが急に私の口をふさいでこう言ってきた。

「魔王様、それは聞かない方がいいです」


「なんで?」


「ある種の禁句だからです」


「えぇ...」


 あと気が付いたら四天王...じゃなくてどう見ても三天王はしれっと帰っていた、別れの挨拶とかなしでかぁ...

「で、結局その禁句ってなんだったんだ?」


 さっきの雰囲気とうって変わってちょっと食い気味にモネが

「理由も何も食べられちゃったんですよ」


「食べられる...???」


「はいそうです、ラストルブに食べられました」


「はぁ?」


まずどっちの意味かを知りたくなってきた、聞きたくなけど聞きたい。

...結局聞いてみるか

「その食べられたってどういう意味のほうだ?」


「カマキリみたいなものです」


「カマキリみたいなものって...」


そういえばカマキリって...

いや、うん想像しないでおこう。


「よしわかったぞ、何ならそれ以上聞きたくないぞ」


「私も言いたくなかったのでよかったです」


 まったく尺もそうだけど長く使ったような気しかしないよ...

だいぶ危ないけどまぁ良いかこんなことでも。


 あ、なんか幹部候補が来るのすっかり忘れていた、でもどんなやつなんだ?

でもろくでもないのが来そうなのは間違いないんだよな...


「そういえば幹部候補?もなんか来るらしいな」


「すっかり忘れていましたね、比較的人数が来るそうですよ」


「面倒だろうなぁ...」


 ちょっとばかり呆れた顔をされた。

「面倒とか言われてもですね、宿題のようなものなので」


「うげぇ...」


 書類にはなんか今日2人くらい来るらしいのだ。

...たった2人?。

「なんかモグラ獣人とスライムが来るらしいのだがなぜか絶妙に嫌だなぁ」


「そんなこと言わないでください」


 さて、まずモグラ獣人がやってきたのだが、なんか身長私よりも低いな。

「えーっと私は何をすればいいんだ」


「質問とかしてみたらどうですか?」


「質問か...」


 ひとまず質問内容を考えないとか...

とりあえず動機とかそういうの聞いてみるか。

「あー、ドーチャ・ワイさんはなぜ広報課の課長がいいと思ったのだ」


 小太りのモグラ獣人がなんかおどおどしてるな。

「私が、広報課を選択したのか言いますと、給料が労力に対してよかったからです!」


 なるほど、本音と建前が入れ替わるのを初めて見たぞ。

「あぁそう...」


 こんなやつがなっていいのかなぁ、そもそも広報課ってたしかこの国の軍だとなぜかワーストで人気がないんだよな。

「まぁうん、とりあえず誰もやりたがらないから別にやってどうぞって感じです...はい」


「ありがとうございます!」


 なんかモネがちょっとわざとらしく退出を促していた。

「魔王様、消臭剤でも撒きますか?」


「臭かったのでやってください!!!」


 言わないで置いたけどさっきのモグラ獣人臭かったんだよなぁ。

で、次はスライムか、スライムなぁ...

「えーっと、それではボーグヨン・グさんお入りください」


「ヤァミンナ俺ダ!でそこの嬢ちゃんはなんか簡単に倒せそうだね!」


「それではおかえりくださいありがとうございました」


「ちょっと待て!」


 なんだこのスライム野郎。

「なんだよお前まじでよぉ!」


「なんか文句でもあるか!」


 モネが明らかに殺意出してきているのを感じるのだがどうすればいいのやら。

「魔王様、あいつに塩かけていいですか」


「ちょっと落ち着いて殺すのはさすがにまずい」


 そしてスライム野郎が。

「俺の存在を忘れるな!」


「「〇ね!」」


 なんやかんやあってあのスライム野郎は軍需関係の仕事に押し付けられた、ちなみに軍人からヤジがよく飛ぶしワースト2位の部門だったりするらしいぞ!


「結局俺はここに行くのか!」


「そのまま干からびてきてね」


「あ?」


 さてモネがとうとう塩1kg持ってきたぞ。

「ここで〇ぬか働くか選びなさい」


「働くのは当たり前だろ」


 まーじでなんなんだこのスライム。

「もうねさっさと帰れ!」


 そのあとはモネが無理やり押し出して帰らせた、ついでに塩投げつけてた。


「ドアは壊されるし最後に失礼なやつ来るしなんだったんだ今日は」


「今日はダメな日だったんでしょう」


 ちなみに夜ご飯はカレーだったおいしかったです、だけどニンジンが液体になっていたのは何だったんだ...

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