第1話 がんばれ魔王様!
僕のピクシブのほうを見てくれていた人はそうそういないでしょうけど見てくれていた人がいたらうれしいですね
突然だが私は魔王である、父親が魔王だったのだが引き継ぎでこうなってしまったのだ。
自己紹介をしようか、私の名前はアイリス・テイザーだ、たまにイリスとか呼ばれるが私の名前はアイリスである。
父親はわざわざ人間どもに喧嘩を売って戦争をしているというのに呑気にも旅行に行ってしまいたまたまいた勇者に撃破されてしまったそうなのだ。
「あのクソ親父め…面倒ごとばっかり残しやがって…」
父親が残したものは何か、こうなんとも言い難い面倒ごとばっかりなのである。
よりにもよって議会が人類を攻め滅ぼすことに躍起になりすぎであれやこれやと面倒ごとだらけになるのである。
「それはそれとしてこの服は一体何なんだ...」
「何か文句でもありますか?」
「文句しかないだろうよ」
「何でですか」
「何でって言われてもさ、なんでこの"I♡鯖缶"って書いてあるTシャツ渡されないといけないんだよ」
「たまたま安売りされていたので」
この変なこと言っているやつは一言でいえば私の側近であるトール・モネ、側近と言いつつメイドもやっているし割と何でもできる割とやばいやつなのだ。
それはそれとして変な服をわざと買ってこれるそのセンスがすごいなと毎度思っているよまったく。
「っていうか今日なんかいろいろと面倒なことやるんでしょ、だったらその服はさすがになぁ...」
「ならこれとかはどうですか?」
「なんだこの何とも言えないような奴は」
「まじめな方の服ですね」
モネから渡された服はまぁうん面白みがないがこういうのでいいんだよ、こう黒メインでドレスで恥ずかしくなく華美じゃないやつ。
「なんかこうやってみると壮観ですねぇ」
「およそお前の視線は間違えているがな」
それはそれとしてなんかよくわからないちっこいやつが書類だけ持ってきた、えーっと引継ぎとかそういう書類らしいが堂々と報道とかされないから別にいいんだけどさ、扱いがちょいと雑な気がするんだよなぁ。
「なぁモネやりたくないけどやらされるとはいえ、魔王ではあるけど扱いが雑な気がするのだが」
「だっておそらくというか確実に絶妙にやりたくないことをやるだけで謎に責任がありますからね」
「ヤダァ...」
しばらくした後
「なんか、なんで利用規約みたいな紙が入ってあったのかよくわからないんだけど」
「その利用規約みたいな紙はただのミスだそうですので気にしないでください」
「えぇ...」
やっぱり扱いが雑な気しかしなかった、っていうかただの紙切れごときで魔王扱いに正式に変わるのは違和感があるよ。
では、机の上にしれっと怪しい内容の書いてある紙が置いてあるがどこからツッコんでやろうか。
「で、この紙はなに」
「初仕事はこれでいいだろうって言われて渡されたものですね、内容は把握していません」
「なるほど、しょっぱなから何をしてくれてんだ」
ひとまず内容を確認してみると、なんか川がえらいことになってるらしいのだ。
詳しく言おうとしても書いてあることが意味不明である。
「えーっと、虹色に色を変えながら光っているらしい」
「ちょっと何言っているかわかりません」
「でもそうとしか書いてないからなぁ」
でもなんで虹色に光っているのかそれがわからない。
...現地調査行ってみるか!
「よくわからないから現地行きたい!」
「変なことしないなら連れて行ってもいいですよ」
「お前は親か」
「実際誰が家事をやっていると?」
「スミマセン」
ということで、モネが見てくれている範囲内なら川に行っていいそうなので行ってみようと思う。
見るだけだからそのまま靴はいていくだけだけどね。
「久しぶりに外に出てみたけど曇ってるし薬品みたいな臭さがあるなって」
「確かに変なにおいがしますね」
「あとあの距離からでもわかるくらいにはめっちゃ光ってるな」
例の川が原因だとわかるくらいには目立っている、っていうか光量がやばいからあそこだけ謎に光らせがちなゲームできるパソコン並みに光ってやがる。
あと近づけば近づくほどどんどん臭くなっていくのですでに帰りたいです。
「なんか何がどうなったらこうなるんだよ」
「どうやら聖水らしいですよこれ」
「え?」
聖水といえば聖なる水だろ?こんなにあるものなのか?ちょっと意味が分からないよ。
明らかに悩むというか珍妙な顔になっていると、それを現実に引き戻すかのようにモネが事実確認をした。
「はい、いろいろ浄化できるあれです」
「いや、あの、なんでこんな量が?」
「多分上流側の国が戦略攻撃でこんなことをしたんじゃないですかね」
「戦略攻撃だとしてもこれだけやってさ、健康被害とかそういうのが出てこないのが不思議なんだが」
それはそれとしてきつい臭いを吸い続けていたらちょっと頭が痛くなってきたぞ...
でもモネは元気そうだし特に不調とかもなさそうだしどうやら私だけに起こっているようだ。
嫌な予感がしてきた、もしかしたらこれはピンポイントで私を狙っているのかもしれない...
「魔王様、大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃないです...」
「予想が一部出来ていたといいますか、帰りましょうか」
「でも水は持ち帰っておきたい...」
「瓶とかないので今は無理です、後日取りに行きますね」
そういえばこの臭いって塩素系に似ているなって今更思った、モネに担がれて帰宅中だけど。
あと光量が恐ろしいほど強かったせいで目がちかちかするし...
今日は疲れました。
「うげぇ...」
「ウーム、どうしたものでしょうか」
「あと幻聴というかそんなのが聞こえるんだけど...]
「どんな音です?」
「なんというか、最大音量で流した時のシンセサイザーみたいな音がずっとしてるんだけど...」
「あの川の見た目通りのやかましい感じなんですね」
聖水と言いつつ私怨しかなさそうな呪いのよいのような水だったよ、飲んでないし水蒸気吸っただけだけど。
夜ごはんはなんか、たまたま部屋に置いてあった非常食としてもらっていた軍用レーションがあったので腹が減ったときにこっそり食べた、モネにばれたら色々言われそうだからねしょうがないね。
味とかの感想を軽めに日記に書いていたらモネが部屋に入ってきた。
「魔王様、そういえばお風呂に入りましたか?」
「いやぁ...今日くらいはいいかなって」
「だめですよ全く、無理やりにでも入れさせますからね」
「ヤダァ...」
「あと全体的に赤くかぶれているのでどう考えてもアレが原因ですから風呂は強制です、汚れが理由で体調不良の時はしっかり流さないと、別に有毒物質とかでもないので」
そのまま風呂場まで連れ去られましたよ、湯船もすでにできていたしさ。
あんまり覚えていないけどいつの間にか風呂に入れられていたらしい、背中がちょっとひりひりするのと
頭がちょっとスースーするのでかなりしっかりやられたのだけはわかる。
「そういえばさ、これが初仕事なわけだけどこんなのでよかったのかな」
「状況が状況だったとはいえですが、できていないでしょう残念ですが」
「なんか、こんなもんなのかなぁ」
モチモチモチモチ...
「あとモネ、顔をもちもちするのはやめてくれ」
「それは無理ですね」
そんなこんなで一日が終わった。
それはそれとしてこの調子だと先が思いやられそうだぞふざけやがって。
主人公はね僕の好みを入れた感じだからね。




