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財布は見事にダイエット
買い物と腹ごしらえを終えて、オレ達は噴水の淵の休憩スポットに座り休んでいた。
結局、ルナに剣を買った手前、他の二人にもなにかを買ってあげざる負えなくなり、ネベラはかんざしをルーチェには新しい魔導書を買って上げることをよぎなくされた。
ハッキリ言って牧場主さんから旅費ということでもらったお金は、大幅なダイエットに成功したといえよう。
ただ、これがリバウンドする余地がないのが悲しいところだ。
正直、もう宿に帰ってお金をつか買うのは押さえたい。
オレは新しく買ってもらった柄の先端に赤い宝石がついた短剣を抱きしめニコニコとしている顔をみて、まあいいかと思いながら、小さくため息をついた。
「我が主どの、何をそんなに疲れておる。ほれ、くうか?」
ネベラが腕一杯に抱きしめえている骨付きチキンの山の一部をオレへと真横から差し出す。
だから、どんなけ食べるんだよ。
いや、いいと断りつつ。また、オレは小さくため息をついた。
ちなみに、ルーチェは静かに買ってもらった新しい本を座って静かに読んでいる。
このように、幼女たちは各々自由を満喫してくれたわけである。
「やれやれだよ・・・」
のどかな風景を眺めながら、オレはまた小さくため息をついた。




