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誰もない

あれから日付が経ち、手紙より予定された、日時と場所――リベルの森、森の深い部分の入口へと来た。情報なら、ここの深い場所に古い屋敷があるらしい。

元々どっかの貴族の所有物だったが、魔王により魔物が活発になり放棄をよぎなくされて放置されたものらしい。

なんでも、そこに盗賊たちは潜伏をしていて、その盗賊の中に今回の騒動の主犯がいるとのことだ。

今回は、その主犯を捕まえることが目的らしいが・・・。

ただ――少し予定された時間より遅れてしまっているため、日も落ち周り真っ暗である。

着いたもののオレ達4人以外、他の物は誰もいない。

遅くて他の置いてかれたか?

他にもギルドの者がいるらしいという話だが、そんな人っ子一人見当たらない。

「本当にここであっておるのか?」

キョロキョロするオレをみてネベラが怪しむように言う。

「さあ、明確に地図がある訳じゃないからな。もしかしたら別の場所かもしれない」

「相変わらず適当じゃの」

呆れて言うネベラ。

「どうすんのよ」

どうすると言われても・・・。

「おにいちゃん・・・こわい・・・」

ルナに罵倒されながら、ルーチェにしがみつかれる。

確かに、深い場所の入口だとしても、ここの森はやけに真っ暗で、静かで恐怖をあおる。

前に国王から逃げてきた時は怖いとかそういう状況でもなかったからな。余裕があって、改めて夜の森を見てみるとそれなりに思うとこはある。


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