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召喚師(?)さんが召喚されました。  作者: 平野 笹介
第四部 獣人 亜人 変人

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♯47 獣人、キャストオフす。 エクストリーム脱衣(初魔法)

毎度ありがとうございます!

今回から、新章突入!します。


次回で物語が結構動く予定なので、暫くお待ちください。

 懐かしい夢を見てから、一か月以上が経った、温かい昼間。


「ジュウゾウ、おもかったら言ってねー」


「分かりました、でもまだ大丈夫ですよ」


背に可愛らしいドワーフの少女と、薪束を背負った状態で、応える。


命の恩人たるレーネさんと、地球の日本から、異世界であるパルミレアという星に、性別が反転し、その上獣人となって転移してきた僕は、レーネさんの暮らす、ヴォルパ族の集落に、薪束を運んでいる最中だ。


 女神の使徒を名乗る、危険人物を倒して集落に戻った後、気を失う様に眠った僕は、目が覚めた時に、不思議な能力を手に入れていた。


『[獣化]。所謂、トランスフォームだ!』


長く伸びた犬歯が特徴的な、青くて、体長2mくらい(尻尾込)の、極々一般的な虎(の1.5↑倍サイズ)に変身する事が出来る様になった。


‥‥トランスフォームって言うのかな?コレ。


そもそも、どうしてこんな能力が手に入ったのかと言うと、僕自身が、戦いの後に【進化】したかららしい。



ついでと言ってはなんだけど、司祭で集落の長老でもあるラータさんと同じく、能力値なんかを確認出来る能力も手に入り、或る意味で自分を見つめ直す良い機会を手に入れた状態だ。



種族:人種 獣人 青虎人(特異個体)

名前:ジュウゾウ ミシロ (三代 重蔵) Lv, 8

職業:[式術師  51](武芸者LV,156、創造者Lv,73、????)

HP 4012/4012 MP ―/―

攻撃力  1000

防御力  830

素早さ  1844

耐久力  852 

知力   680

魔力   2508


称号:[召喚者・崩] [武芸者・至][シーカー][超える者Lv,500][暗殺者Lv,20][獣王候補Lv,7][統合する者Lv,6]


魔法:[装備転送]


スキル:[獣化] [式術制覇] [降魔調伏] [無詠唱] [重撃](攻撃力+300%) [絶守](防御力+300%) [虎王身](攻撃力+500%、防御力+2000%、素早さ+650%)


装備:

頭 積層装甲式狐面・黒(????)

胴 なし

腕 なし

足 なし

右 なし

左 なし

アクセサリー なし




見直してみると、僕の能力値、所謂ステータスは、こうなっていた。


一緒に洞窟に突撃したメンバーを始め、集落にいるドワーフと比べると、数字が文字通り桁違いだった。


目覚めて三日目で狩りにでた時、魔物の群れの確認もしてみたけれど、トカゲもバッタも、軒並みステータスは二桁。


『集落付近でなら、多分戦って負ける事は無い‥‥ハズ』


女神の使徒の男(通称メシ夫)のステータスと比較出来ていたら、今後の身の振りも楽だったかもしれないけれど、こればかりは言っても栓無い。



因みに、洞窟に装備していった積層装甲シリーズは、初めて覚えた魔法、[装備転送]に気付き、物は試しと早速使った所、どこかに消えて、僕は全裸になった。


レーネさんにエクストリームストリップショーをお見せし、慌ててもう一度魔法を使ったら蒸着できたので、ファンタジー空間にでもしまわれてるんだろう。


「ジュウゾウ!?何?どうしたの!?」


と、赤面しつつ心配しつつ、慌てて毛布を被せてくれた。



因みに毛布は、ガーバさん制作の近代装備(?)が高値で売れたらしく、バーンさん経由で回ってきたらしい。


洞窟大岩トカゲ騒動で、集落を訪れた商隊に卸せる物が増やせなかった為、バーンさん、レーネさんとの話し合いの後、ガーバさんが泣く泣く手放した。との事。


僕としては、お世話になっている集落に少しの恩返しが出来たと喜んでいたけれど、ガーバさんは滅茶苦茶申し訳なさそうにしていたので、特産品とまでは言わないけれど、今後、安定して制作出来る様に一緒に頑張ろうと伝えたら、泣きながらお礼を言ってくれた。


「うぉぉぉぉう!ジュウゾォォォォオウ!!」


と、抱きつきに来たところ、レーネさんの回し蹴りを鳩尾に喰らって、ビクンビクンしてたのも、素敵な思い出(プライスレス)になった。


そう言えば、バーンさん曰く、商隊の副隊長さん(ドワーフ)が、北に有るハマヌ大陸に存在するセイルン共和国でに突如として現れた勇者様が、似たような装備の開発に着手した。という噂を教えてくれたらしい。


このヴォルパの集落は、南方のロ・ルゴナ大陸に存在している為、先の噂だけで、予想を確認しにいけるレベルでは無いと判断し、思考を切り替えた。


いつか、いきなり現れた勇者様の、同郷(地球)出身である可能性を確認するつもりだけど、それは今じゃ無いハズだ。


『どこにも行かないから、そんな目で見ないで下さい。レーネさん』


まるで、昔話題になった、CMのチワワ以上の破壊力を持つ視線は、僕の迷いを決断に変えるには十分だった。


「レーネさん、確かに気にはなりますけど、僕はこの集落を離れるつもりは有りません!」


高らかに宣言してやりましたよ。



こうして、レベルアップ+進化成功によって、僕は無自覚のまま、それこそ何時の間にか、変身能力付きで強くなっていたのだった。



■■■




 そんな諸々の変化が、集落と僕に齎されてから一か月程経った或る日、集落に一報が届いた。


集落に、新しい人々を迎えてほしい。と、ドワーフの王国、ゴウ・パサーツ政府から、要請が有ったのだ。



集落の広場に、巨大なワシ(翼長3m級)が、首に小さな樽をぶら下げてやって来た時は、思わず迎撃しそうになったけれど、慌てて顔を出したバーンさんから


「アレはドワーフの、ルゴルド・パスバル王が直々にお使いになる伝令用のワシだから!撃ち落としたらダメなヤツだから!マジで!!」


と、変なテンションで言われて、慌てて式神を還したのも、今では良い思い出(これもプライスレス)だ。



口調が、まるっきりマ○オだった。




 で、集落の人口が増え、村に変る事を考えると、この虎の巨体は至極便利なのだ。


建設に使う材木や石、燃料になる薪等、輸送用の家畜も居ないヴォルパ。

集落の人々には、かなり喜んでもらえた。


「じゅーぞー‥‥、本当に人、増えるのかなぁ‥‥」


「‥‥?あまり気乗りはしませんか?」


資材の重さやなんかで、心配して声をかけてくれるレーネさんの、少し沈んだ声に疑問を覚える。


「ほら、あたしのしゃべり方って、どんくさいって言われてたから‥‥」


『ほう‥‥。その不届き者は、いつか成敗しなければ‥‥』


「僕は、とても落ち着ける、魅力的な話し方だと思います」


つい、感情的に食い気味で言ってしまったけれど、レーネさんは背中の上で

「‥‥うれしいなぁ、ありがと、じゅーぞー」

と返してくれた。


相変わらず、僕(・)のレーネさんは可愛らしいです。

ゴーノさんとガーバさんが、よくごっちゃになります‥‥。


一応、メモ機能を有効活用できるようになっておきますw

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