表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神祇 ─じんぎ─  作者: 高石童話本舗
さがしものと
PR
68/1823

花影3

斯様(かよう)なこと、貴方(あなた)にお願いするは、自分勝手です? “自分勝手だ”と、貴方は(わらわ)(そし)ることができるんです?』


いつの日だったか、あの(ひと)から寄せられた非難を、甘んじて思い返す。


できるわけが無かった。


自分には、あの(ひと)に対して引け目がある。


もちろん、それも一因ではあるが、最大の理由として、あの(ひと)の“願い”を突っぱねる理由が、自分には無かったから。


『我が子を……。 どうか我が子を、お救いくださいますように』


()くの(ごと)く、あの(ひと)が願った事柄は、実に純粋で、簡潔なものだった。


親が子を想うのは、まったくの道理である。


そこに、小綺麗な理由如何(りゆういかん)を持ち込むことは出来ず、余論が付け入る隙もない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ