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悪人は滅!冥界ポイント交換で人生イージーモード  作者: 仲田野 寿


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―――中華を食べたごはんの場所から、電車に乗って移動した。思ったよりけっこう移動遠かったんだけどー? もう夕方になっちゃった。


 まあ【闇の帷】と【隠密】使うのならちょうどよさそうかもね。


 これがうまくいったら今度は北の方の拘置所に行ってみよ。分散させたほうがいい気がするしねー。


 さてさて、……やばい思ったより大きいというか、これ弾とどくかなー?? ええーー!! ここまで来て企画倒れ? みたいになるのはやだー!

 まあ一発撃ってみよっか。


「あ、アーノちゃん遠いけどサーチできる? 赤い人いる?」

『あの、できる。遠い、けど、たくさんたくさん、いる!』

「じゃあ、行けるかなー?? でもわたし見えてないけど、ううーん、出来るかなー?」

『あの! トセ、トセ! 一緒、一緒なら、できる!』

「うん、一緒?? うん? んっと、よくわからないから、アーノちゃん教えてね」

『トセ!! うん!!』


 アーノちゃんが臨戦態勢―――ざわっと髪がふくれあがり白髪に、そして赤い目が輝き出して血の模様が首筋を這うように蠢いていた―――こないだはきちんと見れなかったから、じっくり初めて見た!

 うん、もしかしてこれが見習いから死神になる形態なのかな? かっこいいなぁ!


 そしてアーノちゃんがわたしを後ろから抱きしめて腰を抱き、銃を持つ手に手を重ねてきた。首筋に唇を触れているような感触がする。


 えっ?


「えっ? あっ……えっ? ……あっ、んっ、なにこれぇ……あっン……」

『トセ、トセ、だいじょうぶ、まかせて! スキル、を』

『ふむ。魂を重ねておるようじゃな……? アーノよ、千歳にはまだ刺激が強そうじゃぞ』

「……ひゃん……あ、スキル……【隠密】【闇の帷】……んんっ……」


 体がゾワゾワして芯が熱い気がする。身体がなにかに反応してびくっびくっとなってる、なにこれぇ……っ……。

 むむ、銃を……!

 拘置所のあるビルのような場所に赤いオーラが点々と見えた。そこに向かって持ってる追跡弾六発を全部打ち込む。


 ……違う意味でふらふらになりながら、その場を離れる。


 アーノちゃんは名残惜しそうにしながら死神形態を解いて、ちゅっとわたしにキスした。


 えっ!?


 ……アーノちゃんも見れないし、アプリ見るのもなんかそわそわして見れない。ていうか、何今の? なんか、なんか、なんていうか……なんかえっちだ。えええええ!! 恥ずかしい!!


 今の何? え。なんかえっちな声でちゃってとっても恥ずかしい……。


『アーノよ、千歳はまだおぼこなのじゃぞ? わかっておるのかの?』

『今のは! 赤い人の! 狩りの!』

『ふむう……。まあよい。ワラワの巫女も嫌がってはおらんかったからの。まあなんだ……アーノよ、自重するのだぞ』

『トセ! かわいい!! かわいい!!』

『それは重々知っておる』


 何言ってるのさー!?


 あああああ恥ずかしい!!


 ―――ちょっとぷんすかしながら電車に乗って、まったりする。ちらっとみるとアーノちゃんはにっこにこだった。むむっ、かわいいな!! もう!!


 気を落ち着かせてアプリを確認。


 また3000ポイント増えてる!!! うまく行ったっぽい!! 3900ポイントだー! やったー! 次はまた少しお金にも買えて増やしていかないとなあ。

 

 などと考えていたら、アーノちゃんが袖を引っ張ってきた。さっきのまた中華を食べたところの近くの駅だ。


 え、まさか?


『あの、赤い集団、いる』

「集団……?」


 うわ……、なんかガラの悪そうな人たちが集団で駅にいる。え、こわ!!? あ、外国人かな? 知らない言葉話してる。ちょっと遠くで警察の人たちと揉めてる人もいるのかな。


 【隠密】は使えるけど、駅の中じゃ【闇の帷】は使えないしなー。でももったいないな。あ、【影追い】で動けなくして【隠密】でささっと狩って逃げようか。


 一応アプリで他に良さそうなのないか確認してみるか。……えっと、アプリアプリ。

 そだそだ。武器強化しよ。マーダーズシャドウ・デススライサーに500ポイント使ってー。次は何だろ? マーダーズシャドウ・デスシックル、500かー。

 やっちゃお!

 お!? 強化したら1,000ポイントで冥界王の大鎌っ変化するんだ! 強そう!! で、ここからの強化は装飾がふえたり攻撃力があがったりするみたいね。んじゃここまではやっちゃおう!!

 あと1900ポイントか。

 んー、んじゃ、範囲とデバフがつく【暗闇の恐慌】300ポイント。これに使おう。

 あと1600。これは一旦残しておく。後でお金にもするしね。


『千歳、結界じゃ。人間からの認識も力あるもの以外はほぼわからぬはずじゃ。ワラワも慣れたからの!』

「ありがとう! 小春ちゃん」

『ワラワも役に立つのじゃ』


 よっし、【隠密】して、近くによって武器出して、【影追い】……からの【暗闇の恐慌】目が急に見えなくなったみたいで慌てているのに動けない感じの赤い集団を強化したでっかい鎌で一閃!!


 ちょっと遠目のところの赤い人とかはやめといたよ。弾をポイントで取るの忘れちゃったんだよね……。んもーわすれちゃってたわ。


 ちなみにこの鎌、刃が水晶みたいなんだけど青くて、柄と刃物の間? にドクロがついてて、一番太い刃の真ん中に、んーと死神形態のアーノちゃんの光る赤い目玉みたいな石がついてるの。

 すごく雰囲気ある鎌だよー!



―――なんて鎌を手に片付けながら、うん、手ね! かっこいいよねー!! また電車に乗って家に帰った。

 駅構内はなんか騒がしかったけど、そりゃね? 遅くなるし帰ったよ!


 ああ、大事な話ね。

 なんと!! さっきの駅のポイントが10,000ポイント超えてました!! 10,800ポイントだったよー!! どんだけやばい赤い人がいたんだろう? 多かったのもあるからなんだろうけどびっくりしたわあ!


 そだそだ忘れないように、普通の弾10発と、追跡弾6発とっとこ。700ポイントマイナスだから今は、じゃん! 10,100ポイントー!!


 すごーい! お金持ちになれそう!!


 今回の千歳ちゃんとみんなの初めての遠征? は、ものすごく充実した素晴らしいものになったのでした!



 ―――あー、疲れた!! お風呂入ってゆっくり寝ようーっと。

 おやすみ



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