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張孔堂の雪那

たぶん初期キャラはこれで全員出たと思います

八雲視点


俺は今、吉音と及川を連れてある場所に来ていた。


その場所とは


バァンッ!!


八雲「ここが南国先生の言っていた張孔堂(ちょうこうどう)か 」


張孔堂という私塾であった。


吉音「ここが彫刻刀(ちょうこくとう)か、どんな木でも削れるのかな? 」


彫刻刀じゃなくて張孔堂だっての!!


及川「ここがチョコレートか、どんなチョコが食べられるんやろな♪ 」


吉音「ずるいーっ!!あたしも食べるもん!! 」


だから張孔堂だっての!!


はぁ…あの南国先生が(さじ)を投げる気分がわかる気がするな


何故こんなことになったのかというと


話は今朝に遡る。


それは今朝のこと


八雲「南国先生から呼び出しだなんて一体何だろな? 」


南国先生に呼ばれて職員室に向かう俺


八雲「失礼します 」


ガラッ!


そして職員室に入ると


ズゥンッ!!


八雲「うわっ!? 」


職員室の入り口には鎧が立っていた。


って、この鎧は!?


八雲「銀錬先生!? 」


前回登場した大江戸学園教諭の銀錬先生じゃないか


相変わらず鎧の姿なんですね!?


中は結構な美人なのに


すると


サラサラッ!


銀錬先生は紙に筆で何かを書いており


サッ!


その紙を俺に見せてきた。



そこには


『秋月君、職員室に何か用ですか?』


と書かれていた。


成程、これが銀錬先生の会話方なわけね!?


八雲「南国先生に呼ばれたんですけど、いませんか? 」


俺が銀錬先生に聞くと


スッ!


先生はケータイを取り出すと


ピポピポパッ!


物凄い早さでメールを打っていた。


そしてメールの送り主はというと


南国「おう秋月か、こっちにいるぜ 」


何と!?送り主は南国先生だった。


って、直接話した方が早くないですか!?


銀錬『すいません。私、話せないものなので』


口で話さず、紙やメールを使って会話する。


怪しげな先生だな!?


まぁそれはさておき


八雲「南国先生、俺に用って何ですか? 」


俺は南国先生に用件を聞くと


南国「実はよう、うちのクラスの徳田とバカ(及川)なんだが… 」


自分の生徒をバカ呼ばわり!?


まぁ否定はしないけどね


南国「あいつらの成績が悪すぎてこのままじゃ留年しちまう。だけど俺には手がつけられない程のバカなわけだ 」


成程ね


南国「そこで張孔堂っていう私塾にあいつらを連れてってくれ、秋月、オメェは見張りも頼むぞ 」


八雲「はぁ… 」


面倒だが仕方ないな


というわけで俺は及川と吉音を連れて張孔堂に来たわけだ。


吉音「お邪魔しまーす! 」


及川「ちぃーすっ! 」


一体どんな挨拶だよ!


雪那「ようこそおいでくださいました。私はここの教師で由比雪那(ゆい せつな)と申します 」


へぇ、俺達と同じ学生なのに先生やってるなんてすごいな


南国先生によると成績はトップの実績を買われて乙級の生達に勉強を教えているらしい


雪那「それでは皆さん、今日は新しい生徒がいますけど仲良くしてくださいね 」


生徒達『はぁーい 』


雪那「ところで徳田さんと及川さん、何か質問はございませんか? 」


及川がさん付けされるだなんて珍しいな


吉音「ご飯はまだですか? 」


吉音らしい質問だな


雪那「少し勉強しましたらお昼ですので我慢してください 」


吉音「はぁい… 」


すぐに食べられないと聞いて少しショックを受ける吉音


雪那「及川さんは何か質問はありますか? 」


雪那さんが及川に聞くと


及川「雪那さんのスリーサイズ教えてください! 」


おぉいっ!?セクハラじゃねぇか!?


雪那「えぇと、上から81… 」


八雲「いや!?答えなくていいですから!? 」


雪那「すいません!?つい癖でして 」


真面目すぎだよこの人!?


雪那「では授業を始めましょう 」


そして授業が始まったわけなのだが


雪那「2+3×4の答えがわかる人はいますか? 」


おっ!こいつは慌てるとうっかり間違えてしまう問題だな


吉音「はいはい! 」


雪那「では徳田さん 」


果たして吉音の答えは


吉音「20です! 」


バンッ!!


自信満々で答える吉音だが


雪那「違います 」


吉音「えぇーっ!?何でなの!? 」


吉音の答えは間違っていた。


この問題は作者もうっかり間違えた問題だったな


及川「新ちゃん、そんな答えやないで、答えは9や! 」


雪那「違います 」


及川「な…何でやねん!? 」


お前のは全然違うんだよ!


雪那「答えについては読者が考えてください 」


何だよそれ!?


その後も授業は続いていくのだが


吉音「はいはい! 」


積極的に手をあげては間違える吉音と


及川「何でやねん!? 」


あきらかに答えが間違っている及川であった。


やがて、授業が終わると


吉音「あ〜!?疲れたよ〜!? 」


及川「今日だけで十年分は頭使ったで!? 」


普段から勉強してないからだろうが


すると


雪那「お二人共、よくやっていましたよ 」


雪那さんが話しかけてきた。


雪那「徳田さん、答えがわからなくても手をあげる勇気は素晴らしいです 」


吉音「あはっ♪産まれて初めて勉強でほめられちゃった♪ 」


吉音にとって恐らくもう一生ないだろうしな


雪那「そんなあなたは学園を変える力があります!やってみませんか? 」


ガシッ!


雪那さんが吉音の手を握りながら言うと


吉音「えぇと、よくわからないけど、学園を変えるよりあたしは八雲のお団子を食べてる方が好きだからいいや 」


吉音らしい答えだな


雪那「そうですか。わかりました 」


サッ!


そして雪那さんは去っていった。


及川「あの雪那さん、わいのことも誉めてな!? 」


その後


吉音「八雲、今日は頭いっぱい使ったからお団子もいっぱいね♪ 」


八雲「頭とお腹は関係ないだろ!いつもと同じだ! 」


吉音「そんな〜!? 」


そして俺達が去った後のことだった。


雪那視点


生徒達『さようなら! 』


雪那「はい、さようなら 」


私は生徒達に別れを告げると


ドンッ!!


私は柱を強く叩いた。


雪那「徳田さん、あなたは私の理解者になってくれると思ったのに…、もはや計画を実行するしかないわね 」


スッ!


私はある計画を実行すべく移動するのだった。


そして次の日


語り手視点


作業員「ふぁ〜っ!朝から眠いなぁ 」


作業員「しかし執行部も急な仕事を命じてくるもんだぜ。こいつを一週間以内に仕上げろだなんてよ 」


作業員「まぁ鳥居様には逆らえないからな 」


作業員「確かにそうだな 」


鳥居に対して愚痴を言いながらも作業する作業員達


するとその時!


作業員「んっ?何だこの箱? 」


作業現場にて見知らぬ箱を見つける作業員達


そして箱に触れようとしたその時!


カッ!


ドッカァーーンッ!!


箱が急に爆発したのだった!


次回から急展開です!

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