表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/216

反乱、大江戸学園の危機!

今回より新展開です

八雲視点・八雲堂


雪那さんの勉強から一夜が明け


俺が開店の準備をしていると


吉音「ふぁ〜、おはよう八雲 」


八雲「おはよう吉音 」


吉音が目を覚ました。


普段は朝寝坊する吉音だが、ある一定の日には頑張って早起きしようとする。


その一定の日とは…


吉音「テレビ!テレビ! 」


ピッ!


吉音がテレビをつけると


『ザ・サムライ』


吉音「よかった。間に合って♪ 」


ザ・サムライとは、最近吉音がはまっているドラマで、正義のサムライ・が悪人を切りつけていくというドラマである。


吉音「これがあたしの楽しみなんだよね♪ 」


とドラマを見ていた吉音だが


ピコーンッ!


『番組の途中ですがここで臨時ニュースをお伝えします』


吉音「えぇーっ!? 」


ドラマの初めで臨時ニュースが入ってしまった。


吉音「そんな〜っ!?あたしはザ・サムライを見るために早起きしたんだよ!あたしの楽しみを返してーっ!! 」


悔しさからテレビにすがる吉音


八雲「落ち着けって!? 」


俺が吉音をテレビから引き剥がすと


『今朝、執行部が建設中の建物が爆破されるという事件が発生し、重傷者数名という被害が起きました』


爆破だなんて危ないな!?


吉音「あたしのザ・サムライ〜!! 」


吉音はまだドラマが見れなかったことにショックを受けてるようだな


するとその直後だった。


ザザザーッ!!


八雲「何だこりゃ!? 」


どちらかというと新しい方のテレビなのに急に画面がおかしくなったぞ!?


吉音「テレビが壊れちゃった!?八雲、この機会に新しいテレビを… 」


八雲「買いません!! 」


吉音「八雲のケチ 」


ケチじゃない!


ったく、普段頭が悪いくせにこんな時にだけ頭が働くんだから


するとその時だった。


ザザッ…


雪那「皆さん、はじめまして、私は由比雪那と申します 」


テレビの画像がよくなったかと思うと、画面に雪那さんが映し出された。


雪那「私は執行部が全てを取り締まる今の大江戸学園は間違っている。そう思っています。なので皆さん、私と共に革命を起こしましょう!執行部を倒すべきです! 」


と…とんでもないことじゃないか!?


吉音「八雲、何で雪那さんがあんなこと言うの!? 」


さすがの吉音もショックでテレビどころじゃないみたいだな


するとその時!


及川「やっくん!今のテレビ見たかいな!? 」


及川が慌てた様子で現れた。


やはりこいつも驚いていたようだな


だが…


及川「ショックやで!?人気アイドルグループのクラッカーズが解散やなんて!? 」


へ?


及川「あのグループの巨乳の娘のファンやったのにーっ!! 」


どうやらこいつ、さっきの雪那さんの話を見ていなかったらしいな


何も知らないこいつが羨ましくなってきたよ


酉居視点・執行部所内


酉居「現在の状況を説明しろ! 」


私が部下に命じると


執行部「現在、新たに執行部建設中の建物に近づこうとした雪那の一派を数名捕らえました 」


よいよい。たとえ反乱が起きようともすべて捕まえればそれでいいのだからな


執行部「ですが人々が次々と雪那派へとなり、逆に執行部が押されています 」


酉居「なにっ!? 」


確かネットでも


『くたばれ執行部!』


『雪那様バンザイ!』


と書かれていたのが多かったな


酉居「えぇいっ!たかが一生徒に執行部が負けるものか!私自身が奴を取り押さえてやる! 」


そうだ。執行部で一番偉い私がやるべきことなのだからな!


すると


詠美「一生徒を甘く見ない方がいいわよ酉居君 」


酉居「徳河くん 」


同じ生徒会執行部の徳河詠美くんが話しかけてきた。


詠美「世間では武力で解決しようとする執行部と言葉で同士を集めようとする雪那派とで分かれている。どちらについた方がいいか、あなたでもわかるでしょ 」


酉居「ぐぬぬっ!? 」


確かに武力より言葉の方が人は集まるようなもの


だが!


酉居「それでも私は武力を選ぶ!歯向かう者は全員処罰だ! 」


私の答えは変わらないのだ!


八雲視点・八雲堂


及川「ぷは〜、学校が休みの日に飲むやっくんとこのお茶はうまいな〜♪ 」


と世間が騒がしいというのに呑気にお茶を飲む及川


こいつ、どうやら本当に雪那さんのことを知らないらしい


吉音「うぅ… 」


八雲「新… 」


吉音も余程雪那さんのことがショックだったのだろうか?


吉音「八雲、ザ・サムライ再放送されるかな? 」


八雲「まだ気にしてたのかよ!! 」


こんな状況だというのにマイペースなこいつらが羨ましいぜ!!


するとその時!


?「あなたは相変わらずなようですね徳田さん 」


八雲「!?この声は!? 」


屋根の方から声が聞こえ、見てみると


バンッ!!


八雲「雪那さん… 」


そこには雪那さんがいた。


及川「あぁっおしい!!(はかま)やなくてスカートやったらパンチラが見れたのに!! 」


まぁこいつは置いとくとして


吉音「雪那さん、何でテレビであんなことを言うの!? 」


吉音が雪那さんに聞くと


雪那「徳田さん、これはそのうち起きることなのです 」


八雲「起きることだって!? 」


どういうことだ!?


雪那「私の他にも執行部に不満を持っている人は大勢いる。私は世界を変える主導者になるのです! 」


雪那さんが言うと


及川「世界を変える?何言ってんのや雪那さん、いい年こいて中二病かいな、そんなこと言っとったら婚期を逃しますよ 」


ニュースを見ていない及川は雪那さんが何を言っているのかわからないらしい


っていうか、お前に婚期を逃すだなんて言われたくねぇよ!


すると


雪那「馬鹿は黙ってなさい 」


スッ!


雪那さんが及川に向けて手を向けた瞬間!


ボオォッ!!


及川の体が燃え出したのだった!


普通ならば焼け死ぬところなんだろうが


及川「最近寒いと思ったけど急に暖かなったな〜 」


こんな時にまで呑気にしてんじゃねぇ!!


吉音「及川、体が燃えてるよ!? 」


及川「えっ?あちゃちゃーっ!? 」


気づくの遅すぎだ!!


しかし、急に発火するだなんて


八雲「パイロキネシスか!? 」


吉音「八雲、その『おっぱいギネス』って何? 」


パイロキネシスだ!!


パイロキネシス、それは炎を発生させる超能力の一つだ。


そして及川が水を求めて去った後


雪那「徳田さん、あなたも私と共に革命を起こしませんか?あなたにはその資格があります 」


吉音を勧誘しようとする雪那さん


だが吉音の答えは


吉音「やだ!あたしは学園を変えるよりみんなで仲良くご飯を食べる方が好きだもん! 」


吉音らしい答えだな


雪那「そうですか。では仕方がありませんね 」


スッ!


雪那さんは刀を取り出すと


雪那「あなたならば私の同士になってくれると思っていたのに、あなたには失望しました 」


バァンッ!!


俺達を殺そうと構えると雪那さん


するとその時!


酉居「そこまでだ! 」


嫌みったらしい酉居が現れた。


酉居「巡回に来てみれば下種(げす)な者のところで騒動の首謀者に出会うだなんてな 」


下種で悪かったな!


酉居「由比雪那、執行部の名においてこの場で貴様を引っ捕らえてやる! 」


ジャキンッ!!


酉居は雪那さんに向けて刀を抜いたのだった。


雪那「私に歯向かうとは、愚かだと知りなさい 」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ