表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/216

越後屋の危機!!イカサマ賭博の戦い!!・後編

ギャンブルあり!!ポロリあり!!の戦い!!

越後屋視点・隠れ賭場前


前回、賭場で負けたうちが秋月はんのとこに転がり込んで事情を説明し


加瀬木はんが使ったのをイカサマやと察した秋月はん達と共に賭場に向かったんや


せやけど秋月はんはちょっと遅れてしもて、はじめも秋月はんの道案内のために置いてきたからこちらには徳田はんしかおらへん


頼りになるんやろか?


吉音「むっ!何だかバカにされた気がするな 」


こういうことはすぐ察するお人やな


吉音「もしかして越後屋さんったらあたしの運を気にしてるの?それなら大丈夫!あたしの運は強いんだから泥船に乗った気でいなさいっての! 」


自信満々に言い切る徳田はんやけど、泥船やのうて大船やろ!?


それはさておき、うちら二人が隠れ賭場の前に着くと


次の瞬間!


バタンッ!!


吉音「たのもーっ!! 」


いきなり扉を開けて叫ぶ徳田はん


って道場破りやないんやから『たのもーっ』はおかしいやろ!?


すると


加瀬木「おやおや、誰かと思ったら越後屋さんじゃないですか 」


山吹「加瀬木はん!? 」


バンッ!!


うちから大勝しおった加瀬木はんが現れた。


加瀬木「いきなり帰ったと思ったら服を着替えとったんやな、それでそこの娘は誰でっか? 」


加瀬木はんが徳田はんを見ると


吉音「あたしは越後屋さんの代わりにあんたを倒しに来た用心棒だよ! 」


ビシッ!!


胸を張りながら言う徳田はん


加瀬木「ほぅ、用心棒ねぇ、見た感じ(ぜに)を持ってなさそうやけど銭を持ってますか? 」


吉音「お金ならちゃんと持ってるもん! 」


スッ!


そう言われた徳田はんは豚の貯金箱を取り出すと


吉音「えーい!! 」


バカッ!!


貯金箱を壊しおった!


…けど中身は


チャリンッ♪


山吹「3…30エン!? 」


大きめやった豚の貯金箱の中身はたったの30エンやった。


吉音「これがあたしの全財産だよ!どうだ!まいったか! 」


あまりに少なすぎて口が出されへんは!?


普通ならたったの30エンしかないなら博打する前に門前払いされるとこなんやけど


加瀬木「まぁ今回は特別サービスで負けたりましょ、ただし!そんな端金(はしたがね)でやる以上、負けたら服を脱いでもらいまっせ! 」


脱衣麻雀ならぬ脱衣丁半かいな!?


吉音「勝負してくれるなら別にいいよ♪ 」


徳田はん、状況を甘く見すぎやで!?


てなわけで早速徳田はんと加瀬木はんの脱衣タイマン丁半が始まったわけやねんけど


吉音「あたしは5エン賭けるよ! 」


加瀬木「ほな俺は越後屋さんの着物を賭けます。俺が勝ったら越後屋さんの着ている服をもらいまっせ 」


いきなり加瀬木はんはうちが着てる服を狙ってきた。この服は秋月はんの予備の服やしな!?


この時、うちは徳田はんを止めるべきやったんや


何故なら…


吉音「半! 」


加瀬木「丁! 」


パカッ!


(さい)の目は丁、すなわち徳田はんの負けいうことで


加瀬木「越後屋さん、服脱いでもらおうか♪ 」


山吹「くっ!? 」


うちは再び下着姿にされてもうた。


吉音「まだまだ勝負はこれからだよ!次はあたしの上着を賭けてやる! 」


ところがや


ころっ!


吉音「次はあたしのスカート! 」


ころっ!


吉音「次は越後屋さんのブラを! 」


ころっ!


吉音「次はあたしのブラを! 」


ころっ!


徳田はんは立て続けに負けおった!?


吉音「あれ〜?おかしいなぁ? 」


山吹「何がおかしいねん!! 」


バンッ!!


すっかり衣類を取られ、手ブラ状態となったうちと徳田はん


来た時より悲惨な格好やないか!!


加瀬木はんもイカサマしとらんようやし


まさかここまで徳田はんの運が悪いやなんて!?


吉音「今日のあたしの運勢はいいはずなんだけどな〜!? 」


山吹「どういうことや? 」


うちが徳田はんに訳を聞いてみると


吉音「ほら、この雑誌によると今日のあたしの運勢は金運が二重丸でしょ、だから大勝するかもと思って 」


そう言いながらうちにその雑誌を見せる徳田はんやけど…


あたしの運が強いってこのことかいな!?


ちょっぴり期待したうちが馬鹿やったで!?


加瀬木「それじゃあ最後の賭けとして二人のパンティを賭けてもらいましょうか♪ 」


吉音「うぅっ!? 」


このままでは裸で帰らなあかへん!?


もうダメやとうちが思ったその時!


ガラッ!


扉が開くと


八雲「ま…まだやってますか!? 」


はじめ「旦那、遅くなってごめん 」


バンッ!!


秋月はんとはじめが現れたんや!


すると


吉音「八雲〜、遅いよ〜!! 」


バッ…


秋月はんに抱きつこうとする徳田はんやけど


八雲「おわっ!?/// 」


ぷるんっ♪


手を離したため、徳田はんのおっぱいが秋月はんに見られそうになったけど


山吹「徳田はん、胸隠さんかい!! 」


がばっ!!


吉音「あっ!?そうだった 」


寸前でうちが徳田はんの胸を押さえたから見えへんかったよな


加瀬木「何や騒がしいけど兄ちゃんも博打しに来たんか? 」


八雲「えぇ、加瀬木さんでしたっけ?俺の相手をしてもらえますか? 」


加瀬木はんに勝負を挑もうとする秋月はんやけど


加瀬木「俺と勝負するかは賭け金次第や、最低でも1万エン出してもらうで 」


加瀬木はんめ、相手が男やと厳しい奴やで


八雲「生憎うちは貧乏茶屋なのでお金は出せませんが… 」


やはり秋月はんに1万エンなんて軽く出せるわけないわな


八雲「代わりにうちの土地権利書を持ってきました 」


な…何やて!?


加瀬木「ほぅ、確か兄ちゃんの家は人手が集まる場所だったな、えぇで勝負したる! 」


八雲「ありがとうございます 」


秋月はん、うちのために土地権利書まで!?


そして秋月はんと加瀬木はんの勝負が始まったんや


加瀬木視点


八雲「それじゃあ、俺が勝ったら二人の衣類を返してください 」


加瀬木「いいぜ 」


フフフッ!馬鹿な奴だ。


相手が越後屋さんのような強運の持ち主だったらイカサマ無しじゃ勝ち目がなかったがこんな平凡そうな奴に負けるわけがない!


そしていざ勝負を開始しようとしたその時!


ギランッ!!


奴の目付きが鋭くなりやがった。


それがどうしたってんだ


ころっ!


バッ!


加瀬木「半だ 」


俺が賽の目を選択すると


八雲「6(白)、3(黄)、1(黒)の半で 」


ババンッ!!


何と!?奴はいきなり数字を指定しやがった!?


たぶん当てずっぽうで指定したんだろうが馬鹿な奴め!


賽で指定した数字が当たる確率は6×6×6の216分の1、イカサマでもしない限り当たらねぇよ


ところが蓋を開けて賽の目を確認すると


バッ!


加瀬木「なっ!? 」


バンッ!!


何と!?賽の目は奴が指定した数字だった!?


八雲「まずは一勝ね♪ 」


馬鹿な!?どんな手を使ったっていうんだ!?


吉音視点


山吹「秋月はん、すごいやないか!?実は超能力者なんかいな!? 」


みんなが八雲を見て驚いているけど


あたしは何故八雲が数字を当てられたのか知っている。


理由は八雲の目付きにあったんだ。


あの目は八雲が特売商品を探すためチラシを細かく見る時と同じ目だ。


つまり八雲は蓋が閉じられる数秒間の間に賽を見て数字を当てたんだ。


恐るべき眼力だね!?


加瀬木視点


馬鹿な!?イカサマ無しで数字を当てるだなんて!?


八雲「また俺の勝ちですね 」


そうこうしている間に俺は越後屋から取り上げたものを全て奪い返されてしまった!?


こうなったら仕方がない!


俺のイカサマを使わせてもらうぜ!


チャキッ…


俺は回りに見えないように剣魂を発動させた。


ボンッ!!


俺の剣魂・小型蜘蛛のイトマキ!


こいつを茶碗の中で呼び出し、茶碗の中で俺が指定した賽の目を合わせてたのよ!


加瀬木「こうなったら神頼みだ! 」


いくぜ!


加瀬木「俺の全財産を賭けてやる!1、1、1の丁だ! 」


やはり最後は1で決めてやるぜ!


そして奴は…


八雲「半でお願いします 」


馬鹿な奴め!!全然違う数字じゃねぇか♪


バッ…


だが茶碗を開けようとすると


八雲「うわっ!? 」


カツンッ!!


加瀬木「なっ!? 」


茶碗が賽に当たってしまい


ころっ!


バンッ!!


賽の目は奴が指定した半になってしまった!?


吉音「やったー!八雲の圧勝だね♪ 」


山吹「お見事やで! 」


八雲「いやぁ 」


この野郎、ふざけやがって!!


スッ!


俺は回りの奴らに指示をすると


加瀬木「ちょっと兄ちゃん! 」


八雲「まだ何かありますか? 」


加瀬木「茶碗を賽にぶつけるなんて認めてたまるか!!身ぐるみ置いてもらおうか!! 」


ずらんっ!!


俺は奴らを囲んだのだった。


八雲視点


やっぱこういう展開になっちゃうのね!?


加瀬木「さぁ!身ぐるみ置いてきやがれ!! 」


やめた方がいいのに


そっちが暴力で向かうと…


吉音「博打じゃ負けだけど、試合なら負けないよ 」


はじめ「ようやく暴れられるね 」


ジャキンッ!!


加瀬木「へっ!? 」


腕自慢のこの二人が戦うことになるんだからさ


・・・・・・・・・


・・・・・・


・・・


あの後、吉音とはじめが賭場で大暴れして結局一味は痛め付けられた。


まぁこうなると予想はしていたけどね


山吹「秋月はん、この恩はいつか必ず返させてもらいますで 」


八雲「別にいいですよ 」


山吹「そうはいきまへん。うちにできることなら何でもしたるさかいにな 」


はじめ「どうもありがとう 」


スッ!


そして越後屋さんとはじめは去っていった。


吉音「でも茶碗をぶつけて賽の目を当てるだなんて八雲ってすごい強運だね♪ 」


えっ?


八雲「あれは強運というより不運だよ。あの時、茶碗が当たってしまった時はやばいと感じたからさ 」


吉音「えっ!? 」


俺ってある意味強運の持ち主なのか?


ちなみに俺のギャンブルは私利私欲のために使うと必ず外れるらしい


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ