八雲の秘密・前編
一人称や呼び方が原作と違う場合がありますがそれは作者の研究不足です。
八雲視点
つ…ついに吉音に俺が突然変貌することがバレてしまった!?
しかも吉音は俺が惚けたりすると想さんに俺が及川から想さんの盗撮写真を買ったところの画像を送信するという!?
あ…あんな画像がもし想さんに見られたら…!?
想「もう秋月さんったら!そんなに見たいならブラチラなんかじゃなくてもっとすごいものを見せてあげますね♪ 」
てなことに♪…
…ってバカヤローッ!!
そんなこと1億%有り得ねぇだろ!!
きっと…
想「こんな写真を買うだなんて秋月さんは最低です!二度と私の視界に入らないでください!! 」
絶対幻滅される確率の方が可能性が高い!!
ちくしょう!!
こうなったのも前に及川に破壊された戸棚(10話参照)の修理代代わりにあの写真を買ってしまったのが全て間違いだったんだ!!
でも後悔はしない!
おかげで夜寝る前に見るとぐっすり眠れるんだからな
でもそんなことより、この状況を何とかせねば!?
俺は脳味噌を100%稼働させて打開策を考えた。
・嘘をつく
=吉音だけならまだしも鋭い光姫さんも一緒なためすぐバレる。
・逃走
=俺の身体能力では逃げ切れずにすぐに捕まってしまう
・舌を噛んで自殺
=死にたくない
ダメだ!?どの手段も使えない!?
こうなったらやっぱり正直に言うしかないか!?
八雲「実は… 」
と俺が真実を話そうとしたその時だ
?「おっ!水都ではないか 」
バンッ!!
突然髪がポニーテールで左目に眼帯をした女が現れた。
及川が見たら飛び付きそうな人物だけど誰だろう?
光姫「柳宮ではないか 」
八雲「光姫さんの知り合いですか? 」
光姫「うむ、同じクラスの者なのじゃ 」
十兵衛「水都の知り合いか?私は甲級3年い組の柳宮十兵衛と申す。主に執行部の剣術指南をやっている 」
八雲「どうも!秋月八雲と申します 」
へぇ甲級(現代でいうなら大体高校)3年の人か
あれっ?光姫さんと同じクラスってことは…
じっ…
俺は光姫さんを見つめた。
だって俺より小さな人が上級生だなんておか…
スッ!
光姫「八雲、何か儂に言いたいことがあるならはっきり言うがよいぞ 」
杖の先を俺の喉元に突きつける光姫さん
八雲「な…何でもございません!? 」
下手なこと言ったら殺されるからね
吉音「ねぇ八雲ったら!いつまでもミッキーとじゃれてないで早く教えてよ!じゃないと想ちゃんにこの画像を… 」
八雲「わ…わかったからさ!? 」
まだ覚えてたのかよ!?
吉音が忘れないのはご飯のことだけだと思ってたのに!
すると
十兵衛「何だかよく知らぬが興味を感じた。よかったら私の家に来ないか? 」
八雲「いいんですか? 」
十兵衛「話は聞きたいがこれから急ぎの用で家に戻らなくてはならなくてな、徳田(吉音の偽名)も一緒にどうだ? 」
吉音「もちろんいくよ!八雲の力について知りたいしさ! 」
そして俺と吉音は十兵衛さんの家に招かれていった。
光姫「まさか柳宮が八雲に興味を持つだなんてのぅ、八雲の奴、死ななければよいのだが 」
十兵衛の家
吉音「へぇ十兵衛の家って剣術道場やってるんだね 」
十兵衛「門弟は少ないがな、それより秋月はなかなか剣術向きの筋肉をしているようだが剣術の心得があるのか? 」
八雲「昔、少しやっていただけですよ 」
ある事情でやめちゃったけどね
十兵衛「ほぅ… 」
十兵衛さんは何だか時折俺を見てるけど何だろう?
もしかして俺が好みのタイプだとか?
と俺が勝手な妄想をしていると
十兵衛「すまないが徳田、台所に茶菓子があるから持ってきてくれ 」
吉音「はいは〜い♪ 」
バビュンッ!!
茶菓子という言葉を聞いた吉音は急いで向かっていった。
あの分じゃ全部食われちまうかもな
十兵衛「さて秋月、二人っきりになったところで… 」
部屋には俺と十兵衛さんが二人っきりに
まさか!?
十兵衛「さぁ秋月よ、お姉さんが女の体というものを教えてあげよう♪ 」
ぷるんっ♪
と言って俺におっぱいを繰り出す気なのか!?
と俺が勝手な妄想をしている間に
十兵衛「御免! 」
八雲「えっ!? 」
パッカァーンッ!!☆ミ
八雲「がはっ!? 」
バタンッ!!
俺は木刀による十兵衛さんの一撃を食らい、気を失うのだった。
十兵衛視点
何やら八雲に一撃を食らわせた際に八雲がスケベな顔をしていたがまぁいい
十兵衛「これで貴様と話ができるな、地獄の鬼よ! 」
私が気を失った八雲に向かって言うと
八雲「ほぅ、俺がこいつに宿っていると知っていてわざと呼ぶだなんてな 」
バンッ!!
世間では八雲の鬼化と呼ばれる原因である地獄の鬼人格が現れた。
十兵衛「当たり前だ。貴様によって私は左目を失ったのだからな 」
八雲「ん… 」
八雲は少し考えると
八雲「成程、通りで俺について詳しいわけだ。お前火乃華だろ 」
やはり覚えていたようだな
実は八雲は知らないが私は八雲の実の姉の柳宮火乃華なのだ!
八雲「俺をわざわざ呼んでどうするつもりだ?今度は右目でも奪われたいのか? 」
十兵衛「いや… 」
チャキンッ!!
私は刀を抜くと
十兵衛「八雲を苦しめるお前を封じに来たのだ! 」
バンッ!!
鬼化となった八雲に対して刀を構えた。
八雲「俺を封じるだと!やれるものならやってみやがれ!! 」
ジャキンッ!!
鬼化した八雲は刀を抜いて私に迫ってきた!
たとえ私が死ぬことになっても、この鬼だけは取り払ってみせる!
それが八雲にこの鬼を取りつかせた責任の取り方だと思うからだ!




