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秋月八雲と愉快な仲間達

初めての人ははじめまして、西森です


相変わらずの内容ですが完結を目指して頑張ります

?視点


ザッ!


ここは裏路地、そこに俺はいた。


(ターゲット)を捕らえるために!!


ピッ!


?「こちら八雲(やくも)、奴はどうだ(あらた)


俺はケータイを使って新という人物に電話をかけると


新『こちら新、こちらは奴を現在追尾中だよ。あっ!奴はあたしに気づいて八雲のいる方に向かっていった!! 』


なんだと!?


八雲「わかった。奴は俺に任せとけ! 」


新『八雲、一人で大丈夫なの? 』


八雲「俺をなめるな、あいつなら俺にだって… 」


と俺が話している最中に


バッ!!


奴が姿を現した!


八雲「もう逃がさないぞ!! 」


バッ!!


俺は奴の前に出るが


ジャキンッ!!


八雲「なにっ!? 」


何と!?奴は攻撃してきたのだ!


そう…


ウニャーッ!!


ガリガリッ!!


八雲「ぎゃーっ!? 」


引っ掻き攻撃という攻撃を


もう読者も気づいている人もいると思うが、俺が先程まで言っていた奴とは猫のことだ。


新「や…八雲!? 」


そして新が駆けつけた時には


ボロッ!!


俺の顔は(ターゲット)により引っ掛かれ、ボロボロにされたという


それから場所は変わり、俺の経営する茶屋・八雲堂へと移る。


八雲堂


飼い主「ありがとうございました 」


俺と新は猫を引き取りに来た飼い主に返すと


新「お礼なんかいいよ、困った時はお互い様じゃんか 」


飼い主「ありがとうございます。でも、その顔は… 」


飼い主は猫によってボロボロになった俺の顔を見るが


八雲「別に気にしないでください 」


俺も特に何も言わないのであった。


そういえばまだ自己紹介をしていなかったな


俺の名前は秋月八雲。学園都市であるこの大江戸学園在籍の生徒だ。


大江戸学園では自給自足の生活が当たり前であり、自分で生活する分は自分で稼がなくてはならない。


そして俺は茶屋・八雲堂を経営しているのだが


新「それじゃあ、また困ったら呼んでね〜♪ 」


飼い主「はい 」


後に説明するがうちの用心棒である赤髪ポニーテールの徳田新が設置した目安箱による何でも屋も請け負っている。


だがそのせいで肝心の茶屋の方は開店休業なのだがな


新「八雲、大丈夫なの? 」


ぎゅっ!!


新は俺の顔を見ようと顔を近づけるが


八雲「あ…新、当たって/// 」


新「?何が? 」


むにゅんっ♪


新は自分の胸が俺に当たっていることに気づいてなかった。


まぁ言うとちょっとした騒動になるし、俺も幸せだから言わないでおこう


と俺が感じていると


?「うわっ!?秋月ったらその顔どうしたのよ!? 」


俺の後ろから声が聞こえ、振り向いてみると


バンッ!!


そこには髪をツインテールにした女の子、由真がいた。


彼女の名は子住(ねずみ)由真といってうち(八雲堂)の近所にある有名カフェ『ねずみや』の次女で何かと俺に突っかかってくるのだが…


新「八雲ったらちょっと猫と戦っててね 」


由真「何よそれ!?仕方ないわね 」


スッ!


由真は俺に近づくと


由真「ちょっと動かないで! 」


八雲「えっ!?/// 」


ぺたっ!


由真は俺の顔を治療したんだ。


ちょくちょく俺に突っかかってくる由真だがこういった優しい点もあったりする。


由真「か…勘違いしないでよね!怪我したあんたがうちに来ると客が逃げて営業妨害されるのが嫌なだけだからね!! 」


少々ツンデレだけどね


そして由真が俺の治療をしていると


?「今日も由真ちゃんのお尻はえぇ触り心地やな〜♪ 」


ぺたっ!


由真の背後から由真の尻を触る眼鏡をかけた男が現れると


ドグボッ!!☆ミ


?「がぼっ!? 」


由真「この変態!!奉行所に連れていくわよ!! 」


男は由真の蹴りを食らってしまった。


まぁ自業自得だけどね


?「尻くらい触ったかて減るもんやないし、いいやんか〜!? 」


由真「あんたに触られたら私の尻の美しさが減るのよ!! 」


どういった理屈だ?


ちなみに紹介が遅れたがこの変態男の名は及川祐(おいかわたすく)といって大江戸学園のエロ常習犯であり、ゴキブリ以上の生命力を持つ男で、俺の悪友でもある。


及川「やっくんも助けて〜や!! 」


八雲「俺は知らん! 」


俺は及川の助けを断って知らんぷりをした。


ちなみにやっくんとは及川が俺につけたあだ名である。


新「あはっ♪今日も賑やかになりそうだね八雲♪ 」


八雲「まぁそうだな 」


そもそも俺が何故このような賑やか生活を送っているかというと、話は数ヵ月前に遡る(さかのぼる)。


あれは数ヵ月、当時の俺は海外に出ている両親の元から本土の田舎に住む祖父母の家に預けられていたのだが、突然名門校である大江戸学園から呼び出され編入することになったんだ。


何故俺が編入することになったのか理由はわからないけどね


大江戸学園・甲級課程二年め組


南国「おいおめぇら、少し時期外れだが今日から転校生が入ってくるぜ 」


この江戸っ子っぽい角刈り頭の人は俺のクラスの担任の南国三郎先生


曲がったことが大嫌いらしい


南国「おい、おめぇもみんなに挨拶くらいしやがれってんだ 」


八雲「は…はい!どうも秋月八雲です。よろしくお願いします! 」


南国「よし、それじゃあ秋月の席はあそこださっさと座れ 」


八雲「はい 」


南国先生に言われ、席につく俺だが、俺の隣の席の子が休みなのかいなかったんだ。


由真「む… 」


及川「けっ!男の転校生かいな 」


ちなみに由真と及川も同じクラスだったりする。


そして授業が終わり、俺は家に向かおうとする


この大江戸学園には全クラス合わせて十万人の生徒がおり、俺も本来なら学生寮に行くのだが手違いで寮が満室になり、代わりの家が用意されたため向かう俺だが


八雲「迷った!? 」


バンッ!!


完全に迷ってしまった。


八雲「おかしいな?さっきの角を右じゃなくて左だったのかな? 」


バサッ!


俺は荷物を置いて地図を広げて見てみると


ニヤッ!


バッ!!


八雲「あっ!? 」


何と!?俺が油断している間に荷物を置き引きされてしまった。


八雲「待てーっ!? 」


俺は急いで置き引き犯を追いかけるのだが奴の方が早すぎる!


男「ケケッ!待てと言われて待つ馬鹿はいないんだよ! 」


と俺が置き引き犯の進む先を見てみると


八雲「待て!?危ないぞ!? 」


男「ケッ!何が危ないって… 」


俺は走る置き引き犯を止めようとするが間に合わず


ドカァッ!!☆ミ


男「がはっ!? 」


置き引き犯は前を走ってきた馬に撥ねられて(はねられて)しまった。


八雲「何でこんなとこに馬が!? 」


俺が馬に驚いていると


?「あれっ?誰か撥ねちゃったのかな? 」


馬の背から誰かの声が聞こえてきた。


どうやらこの馬は野良馬じゃないらしい


そして馬の背にいたのは


バンッ!!


赤髪ポニーテールの女の子であった。


これが俺と新の初めての出会いであった。

ちなみにあっぱれ!天下御免は一部のキャラの声優が恋姫と同じです

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