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ゲヒュールを狩る方法
「ゲヒュールって分かってたけど、やっぱり強いんだね」
雨宮桜が感心したように言うと、春は首を横に振った。
「そうでもないよ? 殺し方さえ分かっていれば簡単だから」
「そうなの……?」
「銃で殺せるよ。まぁ、あの個体は本来なら避けられたと思うけど、僕が銃を持っていなかったから油断して狩られたんだよね」
「けど、銃を持った人も返り討ちに遭うんでしょ?」
「ゲヒュールは感情を味で察知できるからねー。撃つタイミングが分かるんだ。タイミングさえ分かれば、避けられる程度には身体能力も優れているからね」
「じゃあ、人間は勝てないんだ……」
「そうでもないよ。最も簡単にゲヒュールを狩る方法は、感情を認識できる範囲の外から射殺することだよ」
春は何でもないことのように説明を続けた。
「感情を認識できる範囲はだいたい20メートル。個体差も考慮して、25メートル以上離れた場所から不意打ちすれば狩れるよ」
「春もそれで死んじゃうの?」
雨宮桜が尋ねると、春は楽しそうに笑った。
「どうだろねー!」




