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ゲヒュール3  作者: スペクトラム


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ゲヒュールを狩る方法

「ゲヒュールって分かってたけど、やっぱり強いんだね」

雨宮桜が感心したように言うと、春は首を横に振った。

「そうでもないよ? 殺し方さえ分かっていれば簡単だから」

「そうなの……?」

「銃で殺せるよ。まぁ、あの個体は本来なら避けられたと思うけど、僕が銃を持っていなかったから油断して狩られたんだよね」

「けど、銃を持った人も返り討ちに遭うんでしょ?」

「ゲヒュールは感情を味で察知できるからねー。撃つタイミングが分かるんだ。タイミングさえ分かれば、避けられる程度には身体能力も優れているからね」

「じゃあ、人間は勝てないんだ……」

「そうでもないよ。最も簡単にゲヒュールを狩る方法は、感情を認識できる範囲の外から射殺することだよ」

春は何でもないことのように説明を続けた。

「感情を認識できる範囲はだいたい20メートル。個体差も考慮して、25メートル以上離れた場所から不意打ちすれば狩れるよ」

「春もそれで死んじゃうの?」

雨宮桜が尋ねると、春は楽しそうに笑った。

「どうだろねー!」

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