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月と海のリザレクション〜海神ポセイドンの幼女転生〜  作者: 幸田遥
第2章 大西洋航海編

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ニューヨーク到着


 研究船パーズは、北アメリカのニューヨークに到着した。


 マンハッタン島にある港に停泊中である。



 見渡す限り、大きなビルが立ち並ぶ都会である。


 7月に入り、日差しが強くなっている。



 ニューヨークには、日本と同様に四季が存在する。夏は、日本の夏と違い、気温は高いが湿度はそれほどではない。


 カラッとした強い日差しが、降り注いでいる。




 大城戸ファミリーの4人とウェイは一緒にパーズから出て来た。



「せっかくアメリカに来たんだからなぁ、何が食べたい? What would you like for lunch? (昼は何がいい、ウェイ?)」

 博士が聞く。


 アメリカの食事といえば、チーズバーガーとマッケンチーズである。


 港周辺には多種多様なバーガ屋が並ぶ。


 一方で、色々な国の料理店も点在していた。

 日本料理、中華料理を始め、ピザ屋もあれば、タイ、ベトナム料理などの料理屋も多くある。


 ここには、色々な国から、人が集まっているためだ。




「I do not care what you choose. While, we are in the U.S.A, why don’t you eat any burgers? (私は、なんでもいいですよ。でもせっかくなので、バーガーでも食べますか?)」

 ウェイが、博士に答える。


 ウェイが指差す方角には、ハンバーガーショップがあった。



「That sounds good. By the way, Wei, I think you said that your old PI, Michael had his lab in an university in New York, did’t you? (じゃあそうしようか。あ、そういえば、ウェイの元上司のマイケルは、ニューヨークの大学にいたと言っていたよな?)」


「Yes, and I think this is the one. (そうですね。あ、おそらく、この大学です)」


 ウェイは持っていたガイドマップを指差す。


 その大学は、マンハッタン島の真ん中ほどにあったが、この港周辺からは、地下鉄一本でいける。



「OK, then, shall we go there after lunch? (じゃあ、ご飯を食べたら、そこに行ってみようか)」


「Yeah. (はい)」


 ウェイと大城戸ファミリーは、昼食のためにハンバーガーショップに入った。






 アメリカの本場のハンバーガーを堪能した博士たちは、その足で地下鉄に乗った。


 ウェイと大城戸ファミリーで一緒にその大学に向かうのだ。



 その大学の近くの駅までは地下鉄に乗って40分程度だった。



 大きな公園に隣接する大学は、各々の学部がそれぞれに大きな建物を持っていた。

 公園の周りは、その大学の建物だらけである。




 公園に隣接したセレモニーホール内では、ちょうど学会をやっていた。


 建物の目の前には、『Conference for marine biology (海洋生物学会)』と書かれた立て看板が置いてある。


「This says conference for marine biology, it sounds interesting for us, isn’t it, Wei? (海洋生物学会だって。面白そうなことをやっているなぁ)」

 博士が、ウェイに語りかける。


 博士もウェイも、海洋生物学が専門である。この手の学会には興味がある。



「Oh, sounds good. Can we join this, let’s drop at. (そうですね、飛び入り参加できますかねぇ? ちょっと寄って行きますか?)」



 建物に入ると、人でごったがえしていた。

 おそらくはそのほとんどが、海洋生物学の研究者であるはずだ。




(ん? 兄者、この近くに、神具ケラウノスの気配を感じるんだが……。)


 博士たちが、建物の中に入った時だった、アムルが、博士とシンシアの脳に語りかけた。



「なんだって、アムル? それは本当か?」


 シンシアは驚き、アムルの方に目を向ける。

 アムルは、博士の背中におんぶされていた。



「What’up, Cynthia? (どうしたのシンシアちゃん?)」

 アムルに対して、いきなり声をあげたシンシアのことを、ウェイが何かを怪しむ目で見る。


「Nop. (いや、なんでもないよ……。)」


 シンシアは、こっちを向いて首を振っている博士が目に入り、とっさに首を振った。


 ウェイは首を傾げ、アムルとシンシアの顔を交互に見た。


 博士も、知らん顔をしていた。




「What a coincidence! Are you Michael, right? (あれ? マイケル!)」


 ウェイがいきなり、声をあげた。博士たちが学会の会場に入って間も無くしてのことだった。

 ウェイが手を振る先には、年老いた研究者がいる。


 それが、ウェイがマイケルと呼ぶ男であろう。



 ウェイは小走りで、その年老いた研究者の元へ急いだ。


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i488219
秋の桜子さまよりいただきました。
好評連載中です!

i493381
砂臥 環さまからいただきました。
リンク先は、『『月』を照らす光〜月と海のリザレクション〜』です。
テーマソングです。
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