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【花指し遊び】⑫

 ミルク屋のジョー家族と真季と龍太は美保関につく。漁港は少し高い山に囲まれた小さな湾内にある。小さな波の音が響くだけの静かな朝。車を漁港の駐車場に停める。外に出ると磯の香りがする。龍太はその空気を体の中いっぱいに吸い込む。海鳥が山の上を飛んでいる。ジョーとシローが真季と龍太の荷物を持って歩き出すと真季と龍太は慌てて、自分達で持ちますと駆け寄るが、「これからサバニで海に出るんだ。余計な体力は使っちゃいけない」とシローが白い歯をキラリンと輝かせて拒否する。二人は申し訳ない気持ちで港の様子を観察しながらジョーとシローに続いて歩く。港にはいくつか古めの宿泊施設があり、地元のおばちゃん達が干したイカを焼いて観光客向けに売る屋台みたいなものが漁港のところどころにちらほらあった。のどかな風景をしばらく歩いた後、シローが立ち止まり、真季と龍太の顔を見る。漁港の中心地で海のすぐそばの開けた場所に美保神社と書かれた神社がある。シローは鳥居に視線を移して、二人に話しかける。

 「この辺の漁師は海に出る前はいつもこの神社の神様にお参りするんだ」

 神社まわり一体は石畳がきれいに敷かれていて、昔から続く港町の洗練された文化の雰囲気を今に残しているように感じる。真季はその光景を眺めて初めて見たのになぜか懐かしいような気がした。

 「遠い昔、古代の時代から美保関は海上の道を繋ぐ大切な港だった。それこそ縄文時代から日本海側の航路は発展し続けて江戸時代には北前船といって北海道から日本海の港町、下関から瀬戸内海に入って天下の台所と言われた大阪までの間を行き来する船が出ていた。この静かな港の美保関で船を休めた船乗り達を通して色々な物資、文化が行き来してはこの港を発展させてきた。太平洋を船が行ったり来たりするようになるのはついここ数百年の話。徳川家によって天下統一がなされて江戸の街の人口が増えるに従い、大量の物資を大きな船で江戸まで運ぶ必要が出て来て太平洋側の航路が開拓された訳だ。太平洋は大型化した船を停めることができる水深の深い港があるからちょうど時代の流れと立地条件があった。でも、それまでの木造の風で進む中小型の船は水深の深い場所には船を停める事ができないから水深の浅い港が多い日本海航路を使った。ここ美保関のように日本海側には泊といって海が荒れても船が逃げ込める波の静かな湾が幾つもある。周りを山に囲まれた内海だから風が強く吹いても山が防いでくれる。そして波も湾内までは入ってこない。天気が不安定だったり海が荒れている時は船乗り達はこの美保関に逃げ込んで海が静かになるのを待ったもんだ。海の男達だって命が惜しい。だから常に自分達の命が一番助かる海の道を探していた。そしてこの美保関は海の男達にとっては束の間の休息を取ることができる天国だったのさ」

 ジョーはそう二人に語りながら鳥居をくぐっていく。その後シローが続けて歩きながら更なる美保関の説明をする。

 「それにこのあたりは縄文時代から変わらず魚が豊富なんだ。マグロの通り道になっていてね。ヨコワといってクロマグロの若魚がこのあたりを通って育っていき、メジ、マグロと名前を変えて大きな海を成長・出世して泳いでいったら最後にはシビという名前になってこの美保関に帰ってくる。もう10年以上海に生きたマグロがシビ。それを遠い昔から皆狙って穫ってはご馳走にしていたのさ。もちろん、昨日食べたタイやその他にもヒラメ、カツオ、カニ、アワビ、ウニ、この海では何でも取れる。美保関のすぐ向かいの境港というところでは松葉ガニというカニが有名で、それはそれはほっぺたがとろけるほどに美味しい。うちのジョー爺さんが言ったように美保関やこの近辺の港は海上の道を繋ぐ大切な場所だっただけでなく、出雲の人達が豊かに生きるための魚介類が豊富だった。だからきっと縄文時代から人はこの土地に住み始めたんだと思う。今や残念ながら島根県とお隣の鳥取県は日本で一番人口の少ない県になってしまったけれど・・・」

 真季も龍太もジョーとシローの説明になるほどとうなずく。今も昔も魚介類は人間にとってはご馳走中のご馳走。美味しいものがいっぱい穫れるならそこに住まない手はない。出雲は古代の超高級住宅街ということなのかしら?と真季は妄想する。でも今は冷凍技術やら運送手段が進んで海の側に住まなくても世界中から美味しい魚が送られてくる時代だから、古代の高級住宅街もさびれてしまったのかも・・・と、なんとなく真季は残念に思う。


 ジョー家族と真季と龍太は石造りの階段を少しのぼってすぐ右手にある建物の方へと足を進ませた。宝物館と書いてある。大きな窓があり、そこに美保神社の神事に使われる木製の和舟が飾ってある。

 「奥を見てご覧」とジョーが真季と龍太に指差す。二人は黒い和船の向こうに視線をやる。

 「あっ」と真季が声を出す。サバニが飾られている。自分達がまさに海を渡ってきたサバにとそっくり。龍太は(このサバニだ、自分がネットで調べて見つけた出雲にあるサバニはこれだ・・・)と心の中で確認する。そして興奮する。

 「北海道から大阪まで行く北前船だけじゃない。沖縄から対馬海流に乗ってこの美保関まであなた達のご先祖様達は来ていた。真季ちゃんと龍ちゃんがここまでサバニで来たようにね」

 ジョーの話を聞いて真季は不思議な想いに駆られる。感動も感激もする。あんな小さな木製のエンジンもついていない舟で確かに遠い昔から沖縄の海人達が日本中を行き来していた証拠が目の前にある。真季と龍太がこの場所にいるのは、昔の沖縄の海人からすれば何も特別なことではなく当たり前のことなのかもしれない。日本だけじゃない。沖縄の海人は世界中の海をエンジンもない木製の舟で行き来していた。きっと・・・、多分・・・、断言していいのかわからないけれど・・・沖縄の海人は世界最強の海の民なんだ。もしかしたら日本列島、中国大陸、朝鮮半島、台湾、フィリピン諸島、太平洋を囲むすべての陸地のちょうどど真ん中の海に位置していた沖縄は古代から海で生きてきた民族の聖域であり中心地かもしれない。今でこそ東京が首都の日本列島に属し、日本という国家が持ちうる近代文明や文化の最高水域からは少し後退している南の端の小さな田舎の島だという常識は、木造の舟で世界を行き来していた時代には通用しないかもしれない。沖縄本島から舟を出せば、日本列島はもとより中国大陸、朝鮮半島、南西諸島までほとんど同じ距離で行くことができる。海の民族が生きて行く上で沖縄ほどその生き方に見合った島は他になく、もしかしたら時代の流れの中で忘れ去れた海洋民族が築き上げた海洋国家の中心地だったのではないかと錯覚に陥ってしまう。


 【海流ハイウェイベイビーズ】


 サバニを見つめる真季の頭の中を言葉がよぎった。久高島も糸満も他の沖縄の地域、離島で生きている人達みんな、あの透き通るような南の青い空の下に産声をあげた赤ちゃんの頃から海がすぐ身近にあった。海に囲まれた世界に生まれて、海とともに生きて、海から食べるものを手にし、海の息吹を感じ、何の疑問を持たずに当たり前のように毎日海に出て漁をして、そして何の違和感もなく海の果てを目指して世界中を飛び回っていた民族。きっと現代人には想像もできないくらいのスピードで海流に乗りながら海という海を行き来していた人種。黒潮やあらゆる潮の流れとともに生きた海流ハイウェイベイビーズ。その遺伝子が確かに自分の体の中に息づいているのを真季は美保神社の宝物館に保管されたサバニを見つめて感じる。少しの涙が目に溜まる。自分が受け継いだ血が覚えている、そして聞こえる・・・(美保神社に来たのは初めてじゃないよ、まーきー。おじいのおじいのそのまたおじいもここにはよく来ていたさー。ここの神様にお参りしてお祈りしていたよー)という先祖の声が。そして、隣にいる龍太を見る。龍太はただただ誇らしく美保神社に飾られているサバニを見つめる。弟は間違いなく海の民族の血を未来に受け継ごうとしている。その運命を背負っている。龍太は心の中でサバニに語りかける。

 (寅也おじい、寅也おじいのお父さん熊おじい、寅也おじいのおじいちゃん、寅也おじいのひーおじいちゃん、その昔のご先祖様、俺もみんなと同じようにサバニでここ出雲まで来れたさ。褒めてよね。海人として負けないからね)

 涙を溜めた真季の横顔と笑顔で胸を張る龍太を見て、ジョーもせりもシローも嬉しくなる。出雲は海に生きた民族が作ったと言われている。もしかしたらどこかで自分達出雲の民族と真季と龍太は繋がっているかもしれない。そんなことをせりは思う。そう思えば、巡り会ったこの縁の意味も理解できる。実はごく近い親戚のような関係なのかもしれない。そうだとすれば真季と龍太がより可愛く愛おしく思える。あの大きな海を昔となんらかわらない木の舟に乗って出雲まで自分達に会いに来てくれた親戚の子供にしか見えなくなる。

 「真季ちゃん、龍ちゃん、さ、お参りに行きましょう。航海の安全を祈って」

 ガラス越しのサバニに見入る二人にせりはそっと促す。二人はせりの顔を見て頷く。皮がはげていた兎はせりに抱っこされながらこっちを見ている。産毛がすこし生えてきた。蛇の胃袋から出て来て安心したのか兎の表情は少しずつ明るくなっているように思えた。


 5人は更に石の階段を登り、港を見下ろせる高台まであがって美保神社拝殿の前に立ち、海上安全の神様 事代主神に祈る。5人とも少し長めのお祈り。手を合わせ、目を閉じたまましばらくそのままの格好。そして目を開ける。目の前に広がる世界が少しだけ違って見える。真季は大きく深呼吸する。龍太は拝殿に一礼し、振り返った先にある海をただ静かに神社の境内から眺める。シローが龍太の肩を抱き、せりは真季の背中にそっと手を当てた。

 ジョーを先頭に階段を降りながら美保神社を後にして漁港に戻る5人。漁港の真ん中の空き地に自分達が乗ってきたサバニがあげられているのに龍太は気づく。サバニに向けて一歩ずつ歩いていくと真季は寂しさに襲われる。ミルク屋のジョー家族とここでお別れ。忘れないように努力してもいつか忘れてしまうのだろうか、この出会いを。サバニが近づいてくると真季の目から涙が零れ落ちる。それに気づいたせりが、「真季ちゃんどうしたの?」と声をかける。

 「皆さんとお別れする前に一緒に写真を取りたいのに、私が持っていたiPadが壊れてしまって・・・」

 そう言って泣く真季の頭をせりは優しく撫でてあげる。その湿っぽいやり取りを見たシローがポケットから最新のiPhone 6を真季に見えるようにして取り出す。

 「じゃじゃーん。真季ちゃん、心配しなくてもいいぜ。先週やっと予約していたiPhone 6が入荷されてさ。こう見えて、おじさん鯛釣りがうまいだけじゃなくて、スマホで写真撮って加工したりするのよ。連れた魚をFacebookにupしたりして魚を卸している業者さんなんかとも情報共有したりとか、家でパソコン使って美保関の漁師の活動を紹介するホームページとか作っちゃったりするデジタル漁師でもある訳」

 予想もしていなかったシローの言葉に真季の目から涙が消える。そして自然と笑顔になる。兎も蛇もみんな一緒に写真を取りたい。真季がその気持ちを伝えると、シローはそばの漁船で仕事をしていた漁師見習いを呼ぶ。写真を撮って欲しいと言うと笑顔で快諾してくれる。シローはせっかくだからサバニも一緒に取りたいと言うと、龍太が「じゃ、みんなでサバニの中に入って取りましょう」と笑う。見習いさんがシローのiPhone 6を構える。真季は笑顔で、せりは皮のはげた兎を抱きながら微笑んで前の列に少しかがむ。そして後ろの列の男三人は龍太を真ん中にして、ジョーとシローは龍太の両肩にそれぞれ腕をまわす。龍太は今回の航海の目的だった蛇を篭から出して誇らしく抱きかかえる。蛇はまっすぐに顔を立ててiPhone6を見つめる。大きな蛇と肌丸出しの兎を見て、見習いさんは一瞬ドキッとするが、呼吸を整えて声をかける。

 「はい、いいですかー。笑ってー。はい、チーズ」とシャッターを押した。

 「ちょっとチェックしてください」と見習いさんがシローにiPhone6を渡す。シローは写真を見る。サバニに乗り込んだみんなが笑顔、そして漁港の海が太陽の光で輝き、空は青い。最高の写真だと思った。

「真季ちゃん、どう?」とシローは真季にiPhone6を渡す。真季は写真を見る。みんなニコニコしている。そして、兎も蛇も笑っている気がする。真季と龍太、ジョー家族3名、そして兎と蛇。ちょうど7。なんだか真季がいつも自分のスマホの待ち受け画面にセットしていた七福神のイラストのよう。これからはこの写真を待ち受けにすると真季は心に決める。

 「ジョーさん、この写真、私のGoogleのメールアドレスに送っていいですか?」

 「もちろん、どーぞ」

 真季は大好物のデジタル機器、それも最新のiPhone6を操作するのに少し興奮を覚える。画面を操作して、自分のメールアドレスに取れ立ての7つの笑顔輝く写真を送った。そしてシローのiPhone6には聞いてたとおりのFacebookと真季もよく使うLINEのアプリを見つける。思わず、シローに駆け寄る。

 「シローさん、FacebookとLINEで繋がっていいですか?」

 「もちろん」

 シローがそう答えてくれたので、真季はシローのアカウントから自分のアカウントに友達申請をする。真季は嬉しくて少しはしゃぐ。お別れだと思っていたけど、お別れじゃない。これからも繋がっているし続いていくんだ、この出会いは。そう思うとお別れの寂しさは真季の心から消えていった。龍太はサバニの中に食料と水、簡易寝袋、雨具や火をおこす簡単なキャンプ道具、そして新しい地図帳が積まれているのに気づいた。

 「これは・・・」と龍太が尋ねるとジョーが「シローに頼んで準備しておいたから持っていきなさい」と笑う。言葉が見つからない龍太。喉の奥が詰まる。でも絞り出すようにして口から出て来たのはありきたりの「あ、あ、ありがとうございます」という言葉。言葉だけでは伝わりきらないと思い深々と頭を下げる。でもこの言葉とお辞儀で自分の本当の気持ちがジョーに伝わっているだろうかと心配になる。100万回のありがとうでも伝えきれないかもしれないこの気持ち。何かこの感謝の気持ちを表すもっと凄い言葉があったらいいのに・・・と思う。でも、ありがとうございます以外には思いつかない。頭が上がらないとはこういうことだ。これほどまでの恩をどうして返せるだろうか・・・。龍太は、溢れんばかりの気持ちとともに荷物の中から泡盛の一升瓶を取り出す。

 「ジョーさん、沖縄から泡盛2本持って来たんですが、1本は使わなくてすみました。ジョーさんや皆さんのご恩に対する感謝の気持ちはこの海の大きさと同じほどにあるんですが・・・こんなものしかなくて恥ずかしいです・・・。どうかこの泡盛をお礼に受け取ってください」と龍太はジョーに泡盛を差し出す。ジョーは満面の笑顔でそれを受け取った。

 「龍ちゃん、ありがとう。泡盛ってまだ飲んだことがなくてね。飲みたいと思っていたんだ。みんなで、龍ちゃんと真季ちゃんが無事に沖縄に帰ることを思いながら飲ませてもらうよ」

 ジョーの言葉に龍太の胸は少し軽くなる。名残惜しい気持ちは辺りを囲む山ほどにあるけれど行かなくてはと龍太は思う。シローはもう一度見習いを呼んで、龍太と三人でサバニを海に降ろす作業にかかる。サバニに積まれていた漁師道具やエークはそのまま。豚の血で染められた真っ赤な帆は、乾かしてくれたのだろうか、水分が抜けた状態できれいに畳まれていた。龍太がまずサバニに乗り込んで、蛇の入った篭を舟底に置く。そして自分達の服などの荷物を受け取り、その後で真季の手を取る。真季は「せーの」でサバニに飛び込む。無事に舟に乗る。海に浮かぶサバニから龍太は顔をあげる。真季も見上げる。ミルク屋のジョー家族が漁港のコンクリートの縁から二人を中腰で見つめてくれる。ここでお別れ。でもいつかまた絶対会えると二人は思う。

 「ジョーさん、せりさん、シローさん。本当にありがとうございました。このご恩は一生忘れません。また絶対お会いしましょう。沖縄着いたら、すぐに連絡します」

 龍太は素直な感謝の気持ちを伝える。真季はまた目頭に熱いものが来てしまって、それを隠すように頭を下げた。

 「気をつけて帰りなさい。沖縄への戻りは対馬海流と逆流する形になるから、無理だと思ったらすぐに海流に乗っていつでも出雲に帰っておいで。この港を出てまずは左に行きなさい。そして美保関の灯台の見えるあたりをぐるっとまわって日本海を西に向かうんだ。太陽の沈む方向。わかるね。そして、とにかく陸地の近くを通って、何か危険を感じたらすぐに陸にあがるんだよ、いいね?」

 ジョーの言葉に二人は頷く。そして名残惜しいけれど、3人に背を向けてエークを握り、真季も龍太もサバニを漕ぎ始める。10回漕いで後ろを振り向く。ミルク屋のジョー家族はずっと手を振ってくれている。真季が手を振り、龍太も手を振る。そしてまた漕ぐ。漕いでは振り返るを繰り返しながら、お互いの距離は開いていく。ジョー家族が小さくなっていく。そして漁港を出て左手に進路を取り山沿いを行くと湾内は見えなくなった。龍太は思わず山の向こうに見えなくなった3人に向かって大きな声で「ジョーさーん、せりさーん、シローさーん、本当にありがとうございましたーーーー」と叫ぶ。その声が美保関の湾を囲む山に当たって木霊し微かにジョー一家3人に届く。3人は山の向こう側に行ったもう見えない真季と龍太に向かってもう一度手を降った。真季は龍太のありがとうの余韻を聞きながら目を閉じて、出雲に来てからの不思議な出来事を思い返す。ただただ、このご縁を繋いでくれた出雲の神様に心の中で手をあわせて感謝する。


【花指し遊び】完 次章に続く

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