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0話 プロローグ《変わらぬ日々》

はじめまして天音翠と申します。

数ある物語の中からこのお話を見つけて頂き嬉しく思います。

初めての執筆で読みにくいところも多々あるとは思いますが楽しんで読んでもらえるように心を込めて書いていきます。


都市に出て冒険者登録をするところから盛り上がると思います。

 その日の午後は狩りの日だった。


 父と一緒に里を離れ獲物を探して森を歩く。


 森を流れる軟風(なよかぜ)が草木を揺らし花の香りを運ぶ。


 初夏の日差しで美しい木漏れ日が枯れ葉の地面をところどころに照らしている。


 僕はこの森で小さな頃から遊び、学び、育ってきた。


 目を閉じても歩けるくらいに知り尽くしている。


 それなのに。


「獲物がいない……」

 父が小さな声で呟いた。


「……そうだね」

 普段と違い森が静か過ぎる。


 リスが枝を駆け回る音も、鹿の気配も、


 いつもなら聞こえるはずの鳥たちの歌声もない。


 風が木々を揺らす音だけが耳へ残る嫌な静けさに父と目を合わせる。


 すると遠くから馬のような足音が近付いてくる。


 ケンタウロスのエイクさんが息を切らせながら駆けてくる。


「人だ! 人間が森へ入っている!」

「……人間?」

 聞きなれない種族の名を聞いて心臓が跳ね上がった。

 父とエイクさんはすぐに駆け出し僕もその後を追う。

 父の表情は今まで見たことがないほど真剣でいつも以上に慎重に森の奥へ進む。

 木陰へ身を隠し、ゆっくりと前を見る。


 そして――。


 僕は、その日初めて人間を見た。

 見たことのない荷車に、見たことのない道具、

 見たことのない服を着た、見たことのない顔。

 耳の形も違う。

 髪の色も違う。


 話す言葉まで違って聞こえた。


 少し怖かった。だけど、それ以上に胸が高鳴っていた。

 森の外には、本当に別の世界があったんだ。


 僕はその時、まだ知らなかった。

 この出会いが、ずっと変わらないと思っていた僕の日常を大きく変えることになることを。


 そして。

 

 「世界を知りたい」


 僕の中へ芽生えた小さな憧れが、世界を旅する最初の一歩になることを。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

今回初めて自分で小説を書いてみようと思い始めてみましたが中々文章に書き起こす大変さを痛感致しました。

読みにくい点や言葉の間違いなどもあるかと思います。

出来る限りの見直しを致しますのでお許し下さい。


この物語の前半は戦闘は少なくなると思います。私の見たいと思ったキャラクターをいくつかご用意してありますのできっと彼らが登場することに話数を重ねてしまうと思います。

彼らが登場して気に入ってもらえたら幸いです。

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