62 親鳥との会話 力を繋ぐ
ユキ「香菜梨さん、何を話していたの。」
香菜梨「色んなことよ。」
そう言うと香菜梨は話し始めました。
香菜梨と親鳥との会話
香菜梨「お父さん、お母さんなのですね。」
父「そうですよ、卵で生まれたから姿を見るのは初めてだね。」
母「香菜梨と言う名前ももらったのだね。本当にすまない、餌をあげることもできませんでした。」
香菜梨「いいえ、こうして人の姿になってお父さんやお母さんに会えるなんて夢のようです。」
父「私たちは道半ばで鳥の天国、パライソに行ってしまった。その道は香菜梨あなたに託すことにしよう。」
香菜梨「その道とは?」
父「あなたにはローラ・カナリヤ、青い鳥、ナイチンゲールの血が混じっているのです。」
母「歌で人々を幸せにする役割を果たすこと、それがあなたの行くべき道です。」
香菜梨「私はあやしの力で人間になったのです、そんな私でも大丈夫でしょうか?」
父「あなたが私たち幸せの鳥一族の心を忘れなかったらからあやしから逃れられたのですよ。」
母「あなたはすでに歌で人を助けているわ、でもまさか青い鳥の歌まで歌えることができたなんて。」
香菜梨「私これからも歌で世界を幸せにしていきます。お父さんお母さん見守っていてくださいね。」
父母「さびしくなったら空を見て歌いなさい、私たちはそこにいるからね。それかあら、あなたの力をつなげることも忘れないでね。」
番田「泣けてきます。」
ユキ「何て美しい話なんだろう。」
ミー「力をつなげるって何だニャ?」
香菜梨は黙って微笑んでいました。
お父さんとお母さんがこう話したのです。
「素敵な人間の人と結ばれ、今度は人間と私たちの力をつなぐ人を産んでくださいね。お仲間にはいい人もいるでしょうから。」
それはまだ誰にも言えませんでした。




