56 ドラゴンは魔法学校落第生
香菜梨は歌い続けました。青い光の輪がジンゲに迫ります。
ジンゲ「なんだ、うっ、力が出ない!」
ユキ「体が動き始めたわ。」
番田「良かった、フィギュアにならないで済む。」
ミー「香菜梨にゃん、頑張るだニャ、すぐにミーも助太刀に行くニャ。」
ユキ「なんか時代劇だわ(;^_^A」
ミー「力が戻ったニャ、今行くニャ。」
ミーは空中に舞うと香菜梨のそばから手をかざしました。
チュー吉「みんなでかくれ里の呪文を唱えましょう。」
ジンゲはカタカタと身を震わせるとそのまま墜落しました。
ユキ「やった~!」
一部始終を見ていたドラゴン。
ドラゴン「やれやれ、機械動物ジンゲも壊れればただの塊だな。」
香菜梨「どうか、閉じ込められた人や動物を元に戻してください。」
ミー「そうだ、そうするだにゃ。」
ドラゴンはけだるそうに
ドラゴン「そうか、そうだなあ、戻してやりたいんだが、実は戻し方を知らんのだよ。」
ユキ「なんか、見かけと違うドラゴンね。」
ドラゴン「ドラゴンと言っても、わしは普通のドラゴンでね。」
ユキ「普通とかあるんだ( ̄▽ ̄;)」
番田「でも魔法が使えるんでしょ?マジック・ドラゴンっていうから。」
ドラゴン「いや、それは一部のドラゴンでね。わしは一族の端の端のそのまた端の一族なんだよ。それに魔法学校は落第したんだよ。」
ユキ「ええええ!!」
ミー「落第ドラゴンにゃ。」




