第30匹 Secret killer
「リコが……姫……。」
俯いて震えている。
やっぱり結構仲良さそうだったのに、隠し事とか辛……って、あれ……笑ってね?
「リコ……クスクス。リコが姫……フフッ?」
「ロ、ロアさん……。」
「わ、笑うな!」
「だって、全然……フフ。全然"姫"じゃないじゃん。」
確かに、姫っていえば純白のシースルー系の服着てたりしてそうなイメージあるしな。
「余所見とかしてていいのか?」
「してねえよ、細目。」
目玉が大量に飛んでくる。
こんなもん、サイコホラーでしかないぞ?
「ハッハッ。雑魚が!」
目玉は、止まることなく宙を舞い続け爆破している。
「あいつは見たものを爆発物に変えられるの……。」
「やけに、詳しいっすね。」
「そ、それは……下調べよ!」
「ハッ、相変わらず嘘が下手だな。」
話している間にも、目玉との攻防は続いている。
近づくと爆破し、遠ざかると急に近づいてきてなかなか面倒いやつだ。
しかし、爆発物に変えられるとか徐々に体力削られそうだな。ジョジョにね……。
すいません。調子乗りました。
「シャデラが俺の能力でお前らを見てたんだよ、たまにな。」
「もしかして、すとぉかぁ?」
「ナギちゃん。誤魔化せてないよストーカーの変態性。」
まさかのストーカー行為が行われていた……。
しかもそれがあのお姉さんキャラだなんて。
「おい、そこの細目。これでも喰らえ!」
「うぐっ!?」
俺の必殺。秘技"変態"だ。
その名の通り、顔にパンツを被せる技である。
被せるというか生み出す?
しかもこの場合目を隠すようにしてるし、何なら更に変態性が増している。
「これで爆破させられないだろ!」
「あの野郎……。」
流石にすぐに取った。が、その直前にまた生み出す。
「くそっ。くそっ……。」
タイミングさえ間違わなければ勝ちゲーだ。
「ミツナ!」
「ハイハイ。行くよ!同化ナギ&ロイド」
久々の"&ロイド"だ。
なんか、アニソンとか歌ってそうな名前してるけど関係ないよ。
「ミツナ?あのミツナか……。」
知ってるのか?そういや、シア達も探してたな。
「せっかく作ってやったのに、親を殺すのか?」
成程、作って……。作って?
「何度も研究してやっとここまで人に近くなったんだ。」
声をわざわざ低くして言う。
「力ずくでも取り返す。」
「ごめん。全然説得力が……。」
変態がそんなこと言ってもなんか全然入ってこない。
なんかそろそろ寝不足が祟って体調が……。
ちょっと休ませて下さい。
(ฅ д・)ゞイテテ…仮病が悪化しちゃう。




