第31匹 マグロより下着の方が多くね?
マグロより下着使いすぎだって?
タイトル詐欺?
違う違う、ネタ切れ。
「視覚・共有」
目玉が急に猛スピードで接触を図る様に動く。
爆発する感じか?
「やばっ、避けれ……?」
着弾して2,3秒。痛くない。
ん?これは、裏地?
目を開けるとそこにはパンツと思わしきものが……
視覚共有ってあいつの視界を共有するってことか。
となると、手を動かしたりしても分かるのは感覚だけで、顔に被ってるパンツを取れはしないってことか。
要するに他のやつに戦ってもらうしかないってこと。
ただ、当の三人はと言うと、
「うわぁ、なにこれ。」
「前が……」
「暗い、なにも見えな……。」
うん、誰一人役に立ちそうにない事は理解した。
ここにいる全員ろくに前も見えずに戦ってるわけか。
他の目がある細目以外は。
って事は臨場感無くただ嬲られるだけか。
ん?考えてみればデバフかけてんの全部俺じゃね?
というか、パンツじゃね?ちなみにトランクス。
「解除」
「ミツナ!?」
人型猫耳ミツナ、一体何を……。
「この、一級在宅士が……。」
「違う!代表戸締役だ!」
結局どっちもニートだろうが。
違いといえば仕事内容が在宅か戸締まりかってだけだし、強いて言えば在宅士の方が仕事が少なそう。
そんなことを叫ぶミツナは、落ちているパンツで目玉を死角から捕獲している。
と、心に直接連絡が来た。
報連相がしっかりしている、企業の鏡である。
ミツナは、目玉を捕獲しながら続ける。
「そこどけよ、おっさん!」
「ダメだ……。出来ない。」
「なんで!」
「まだ……まだ作者が他の幹部のネタを思いついてないんだ。」
「そんな……どうすれば。」
山田響斗無能すぎるだろ。
やっと書いたと思ったらネタ切れとかまじで役立たずかよ。
このままじゃ、展開が推しのこの作品も残念な結果に……。
細目はパンツの奥で元々細い目を更に細める。
「このままじゃ防戦一方……。」
「そんな事にはならないさ、クムル。」
「なんで……ここに!?」
「作者が、無い頭捻ったんだよ。」
新規が参入してきた。
音から察するに多分、肩ぐらいまで赤い髪があるキャラだろう。耳はいい方だから分かるけどな。
ちなみに腰に刀を携えてもいる感じか。
「新規プレーヤーか?」
と言ったもののまだ実は1週間目であると言う事は忘れてはいない。
「ところで何でトランクスを被ってるんだ?」
「これは……。」
「お前の事だ、戦略だろう?」
「……そうだ。」
一体どんな戦略で起こりうる状況なのか教えて欲しい。
それにしても今目が見えてるのはミツナと赤髪だけか。
泥試合になりそうだ。
いや、でも待てよという事は赤髪にもパンツ被せれば良くね?
それで全部解決じゃん。
「秘技!」
「呪術"解魔"」
「なっ!?」
出そうとしたトランクスは精製されることなく驚きだけがその場に残る。
強い系の能力きたか?
「下に兵士が倒れてたけど……」
赤髪の男は唐突に話し始めた。
ただでさえ、マグロの使い道が無くなってきたのに強いヤツ降臨とか負けイベじゃん。
「俺が能力も使わずに"秘技"無効化される奴に負けたわけじゃないよな?」
はい来ました、能力とはまた違う面倒くさい設定。
なんか覇気とかそういうのだろ、でも呪術とか言ってたしそっちかも。
とりあえず分かるのは絶命ピンチってことだけだ。
何か役立たずとか言われてた。
言い訳だけど今、大病を患ってるんですよ。
( ³ω³)ネブソクハタイビョウ
(・ω・)エ…ダマレ?キコエナイ,キコエナイ




