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King of Sords  作者: カピパラ48世
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第11話 04 いた~!!

青空が広がっていた

ここは辺境の街マドリカ、ここ最近起こった大陸規模の争いの戦火はこの辺りには及んでいない。

マドリカの街の目前の小高い丘に、銀に金の髪の混じった長髪の男が佇んでいた

その長身の男はそこから北の方向を眺めている


「ああああぁぁぁぁぁ!!いた~!!」

素っ頓狂な大声が確実にこちらに向け発せられる

シガは声の主を確認する。

そこには、20メートルほど離れた場所からこちらへ歩いてくる一行。

苦笑いをするレオン、恥ずかしそうに目を覆うヒューイ、憧れの人に会ったかのような笑顔を向けるエド、大声にびっくりしたかのように口を押えるシルフィーネ、

そしてびっくりした表情をして右手の人差し指でこちらを差すイリアの姿があった。


シガの付近まで到着した一行は各々好きなことを語り始める

「ほら!やっぱり知り合いだったでしょ!!」

「何よ!やっぱりって!!」

「いや・・・本当にそうだとは・・・」

「姫様は賢いですなぁ。」

特に4人がワイワイとしている最中、風が起き、金髪の青年、ウィドが現れる。

ウィドがシガの前で膝まづくと、無表情のシガの左肩の上に小さく強い旋毛風が起こる

”フン!あの頃から人間っぽっくなったじゃない!!”

その旋毛風の中心に1枚の長い布を体に巻いた見た目10歳くらいの少女が偉そうに腕を組んで現れた

”はい、あなたに呼び出され、私は良き主と引き合わせていただきました”

ウィドが恭しくそう言うと、

”そう・・・名付けの主は彼女ってわけね・・・”

イリアに視線を移すと少女は満足げに微笑んだ。

”人間もまだ捨てたもんじゃないわね。”

人には聞こえない程の小さく発せられたその言葉にウィドとシルフィーネは小さく微笑んだ


「それで、このあとはどう行動するつもりなんだ?」

先ほどの小高い丘で野営する一行のなか、シガはレオンに聞く

「まぁ、一気にギムをどうにかするのが妥当なんだが、、、」

レオンは諦めた動作でシルフィーネを指差した。

「あいつを置いていけないからなぁ、、、」

シガは無表情で、シルフィーネとレオンを一度交互に見てから、その表情のままレオンを見る

「・・・・」

耐えきれなくなったレオンが唸りながら

「あの時の、あいつの息子騒動みたいに、無理されると困るんだよ!」

今度こそ死にかけたら、死んでしまう。

レオンはそう言った。

シルフィーネがギムを避けているような状態だ

曰く「私じゃギムに太刀打ちできないから。」とのことで、

「彼をどうにかするのはレオンとシガでお願いするわ。」と言われたのだ。

「勝手に言ってくれる!」

ムスッとした素振りでレオンがぼやく。

「まぁ、シルフィーネでは太刀打ちできないのも事実だな。」

シガがそう言うと

「まだ1回しか相対していないし・・・あの時は封印したんだけどねぇ・・・」

不敵に口角を上げてレオンがそう言うと、イリアと喋っていたシルフィーネがこちらの仕草に気付いたのか、腑に落ちない表情を浮かべる。


上空には満天の星が輝いていた

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