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赤スライムさん

 スライムさんは、海を穏やかにする方法を知っているみたいです。

「ぴきーー!(赤さん、きてー!」


 スライムさんが号令をかけると、赤スライムさんが集まってきた。


「ぴきー!(作業の説明をするよ!)」

「ぴき!(はい!)」


 どうやら作業の説明をしていたみたい。

 スライムさんの説明を聞くと、うんうんと頷いていた赤スライムさんは四方八方へと散っていきました。


 そのとき!


 どがーん!


 突如沸き起こる水柱!

 な、なんだ?

 何が起こってる?


 どがーん!

 どがどがーん!


 次々に、海で水柱が上がる!

 降り注ぐ、海水の水飛沫!

 これは!

 砲撃だ!

 戦艦からの砲撃!

 僕を狙ってる?

 まさか、僕が生きていたのに気が付いた王子が攻撃を仕掛けて来た?

 これはマズい!

 スライムさんを巻き込んでしまう!

 

「みんな、逃げて! なるべく高いとこに逃げるんだ!」

 

 僕は大慌てでスライムさんたちに避難するように叫ぶ。

 でも、スライムさんたちは落ち着いていた。

 白スライムさんが僕の脚をツンツンする。


「ぴきー!(だいじょうぶ!)」

「だいじょうぶなの?」

「ぴき!(うん!)」


 どうやら、白スライムさんの指示で、赤スライムさんが海に大岩を投げ込んでるらしい。


「ぴきぴきー!(消波帯しょうはたい防波堤ぼうはていをつくっています)」

「消波帯? 防波堤? なにそれ?」


 何のことだかわからなかったので、スライムさんに説明をしてもらった。

 消波帯は押し寄せる大波を穏やかにするもの。

 沖一帯に大岩を沢山投げ込んで岩礁を作る事で、波を受けて勢いを抑えるらしい。


 防波堤はその名の通り、波を防ぐもの。

 海の上に大岩で作った土手みたいなもの。

 消波帯で穏やかにした波を完全にさえぎるものらしい。

 なんでも、防波堤が出来上がると海の上まで歩いていけるようになるらしい。

 なので魚釣りも出来るようになる。

 おまけに波が静まるので、船も入ってこれるようなるとのこと。


 なんか、物凄いもの作ってるみたい。

 海の方も物凄いことになっていた。

 どっぱん、どっぱん!と岩が投げ込まれて、見る見るうちに波が弱くなる。

 土手っぽいものも見え始めて来た。


 それにしても、赤スライムさん凄いな。

 僕の背丈よりもデカい岩を物凄い距離放り投げてるんだもん。

 僕はスライムさんのパワーに感心した。

 さすがスライムさん!

 略して、さすスラです。


 *


 かみさまポイント

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 繰り越し 120ポイント

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 支出

 なし

 ―――――

 収入

 なし

 ――――――――――

 合計 120ポイント

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