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港

 スライムさんのおかげてあっという間に港が出来ました。

 スライムさん、すごいねー。

 赤スライムさんが頑張ってくれたので、あっという間に港が出来上がった。


 港のことは詳しく知らないのではっきりとは言えないんだけど、これって物凄いことなんじゃないの?

 普通はこんな物を作るのには何年も掛かるよね?


 さすがスライムさん。

 すごすぎる。


 波は静まって、今までのザッパーンという激しい波音じゃなく、ざざー!と優しい感じの波音になっていた。


「ぴきぴきぴきー!(今の騒ぎで魚が逃げちゃったけど、何日かすればお魚が戻って来るよ)」

「もしかして、魚も獲れたりする?」

「ぴき!(うんうん!)」


 ついに来た!

 第二の食糧の魚!

 動物性たんぱく源だね!

 これでダンジョンに潜らなくて済む。

 危ない目をしないで、肉を取れる!

 まあ、魚は正確には肉じゃないけど、それでも楽しみ。


 元々肉食のフェラインのミー二ャは大喜びのはずだ。

 僕への好感度が大幅アップだね!

 ミーシャから、僕のほっぺたにキスしてもらえるかもね!

 えへへへ。

 そして、ミーシャが手を引いてくれて、大人の階段を上るなんてことも有るかもよ?

 まあ、魚ぐらいじゃそんな事もないか。


 あっ……塩づくりのことをすっかり忘れてた。

 あれからも、水スライムさんが塩田に海水を撒き続けてくれていた。

 あの騒ぎの中、よくまあ作業出来たな。

 僕は腰を抜かして茫然と見てただけだよ。

 塩田の表面にはっきりとした白い塩の粒が浮いていた。

 これはなかなかいい感じ。

 僕が一人で塩を作った時とは、明らかに違うね。


 塩田の表面の砂を集めてバケツに入れる。

 この時点で、かなり白っぽい。

 それに海水を注ぎ、よくかき混ぜる。

 こうすると、砂粒にしみ込んだ塩分が溶け出すんだ。

 少しおいて砂粒が沈むのを待つ。

 そうしたら、今度はろ過だ。

 ろ過布を被せたバケツに、表面の塩水だけを注ぎ込む。

 こうして、砂粒を取り除くんだ。

 そうして、ろ過した塩水をスライムさんに作ってもらった石鍋に。

 それを煮詰めたら、塩の完成さ!


 さっそく塩水を煮詰める。

 石鍋だから、結構強い火力でも割れずに使えるね。

 海水はごぽごぽ沸騰。

 湯気ぼうぼう。

 あっという間に塩が完成した。

 バケツ一杯の塩。

 これだけあれば当分塩に困ることは無いだろう。


 僕らは日の暮れかかった山道を登り、ミーニャとユグの待つ頂上へと向かった。

 スライムさんが手伝ってくれるので、塩づくりも簡単!


 *


 かみさまポイント

 ――――――――――

 繰り越し 120ポイント

 ―――――

 支出

 なし

 ―――――

 収入

 なし

 ――――――――――

 合計 120ポイント

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