you're Yuu?
初投稿です!よろしくお願いします!
「you’re Yuu?」
街頭で、見るからに怪しい外国人に突然そう声をかけられた。
俺の名前は悠。だから、ネイティブっぽい発音でドヤ顔のまま返事をしてやったんだ。
「Yes, I am.」
その瞬間、外国人の目の色が変わった。
「お前が悠かっ!!」
なぜかブチギレられ、俺はそのままパスッと刺されて殺された。理不尽すぎる。
「……はっ!?」
気がつくと、俺は鬱蒼とした森の中に倒れていた。近くには川が流れている。
足元を見ると、見たこともないグロテスクなモンスターの死骸が転がっていた。
「ま、間違いない……ここは異世界だ!」
この死骸の血の匂いにつられて、もっとヤバい奴が来たらひとたまりもない。一旦ここを離れよう。
それにしても、ここは「森」か……。
森、森、森……。そういえば、さっきから頭の片隅で、誰かの名前がずっとリフレインしている。
「そうだ、森瑛人だ!!」
中学の同級生の顔が浮かんだ瞬間、空間がベリベリと裂け、目の前に本当に森えいとが降ってきた。
えいと「ぶふぉっ!? ……なんだここは、どこなんだよ!?」
悠「えいとぉーーー!! お前も死んだのか!?」
えいと「死んでねえよ! 部屋でポテチ食ってたら急に空間に吸い込まれたんだよ! っていうかここどこだよ!」
悠「落ち着いて聞け。ここは……異世界だ」
えいと「異世界ィィ!?」
……待てよ?
そういえば、俺がさっき三途の川の手前で意識を失う前、変なジャンパーを着たおじいさんが何か言っていた気がする。
『えー、異世界に転生されるおまえさん。まずはアレを唱えるんじゃよ。アレを……』
えいと「……あ! 思い出した! そのおじいさん、俺の部屋の窓からも首突っ込んで言ってたわ! 『ステータスってのがあるから、とりあえず一回開けとけ』って!」
悠「よし、分かった! 準備はいいか?」
二人は息を合わせ、天に向かって拳を突き上げた。
えいと・悠「『ステータス・オープンッ!!!』」




