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第十九話
「このクッキーと、それとこのケーキください」
深谷が店員に注文をしているのを聞きながら、俺は窓際に飾ってある明らかにカップル用の手のひらサイズのテディベアを眺めていた。
合わせると、背中のマークがハートマークになっているようになっている。
「あの、これください」
思わず俺は店員に言っていた。
店員は、ある意味で当然の行為として受け取っていたようだが、深谷はとても驚いた表情をしていた。
俺がこんなふうにカップルものを買うとは考えていなかったようだ。
「このクッキーと、それとこのケーキください」
深谷が店員に注文をしているのを聞きながら、俺は窓際に飾ってある明らかにカップル用の手のひらサイズのテディベアを眺めていた。
合わせると、背中のマークがハートマークになっているようになっている。
「あの、これください」
思わず俺は店員に言っていた。
店員は、ある意味で当然の行為として受け取っていたようだが、深谷はとても驚いた表情をしていた。
俺がこんなふうにカップルものを買うとは考えていなかったようだ。
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