6月27日「湊くん、元気ないね」
久しぶりの更新。すみませんね。めっちゃ期間空いちゃって。
この作品の世界観一旦忘れそうになってたからちょっと内容がぐしゃぐしゃですが…。
「なんでお前さんは短期間しか関わってないのに、雨音のことが好きなんだ?」
親友はそう言う。確かに、たった数週間だけど色々あって、なぜか好意が…。
「まあ、なんか、親衛隊のことで、雨音の事見てたらなんか助けたくと言うか…」
自分でもうまく表現できない。これくらいの好意だったのだろうか。
「まあ、生徒会の副会長様にお前を仕立て上げたのも雨音だしな」
「まあ、そんなとこ、なのかな」
「はぁ?お前もっと本気でいきなよ」
そう親友は言って席へと戻っていった。
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「湊くん、元気ないね」
昼休み。今日は教室で弁当を食べていると、雨音が話しかけてくる。
「まあ、な」
「何かあったら相談するんだよ〜」
「うん」
恥ずかしくて目を合わせることなんてできない。これはただ単に照れてるだけであって恋心ではない、なんてことがないと、そう思いたい。
「それにしてもボーッとしてるなぁ」
「たまにはボーッとしたくなる時もあるんだよ」
「ふーん」
外ではしとしと雨が降っている。その様子を俺はただただ見つめている。すると、雨音が隣へ寄ってきて、肩が触れ合う。
右側が見られない。なぜか肩を寄せ合ってきた雨音の顔をこんな距離で見たら死んでしまう。
「ね〜ぇ?湊くん、何があったのか知らないけどボーッとしてないで元気だしなよ」
「別に元気だし…」
「私のパワー注入してあげてるから今元気になったんじゃない?」
変な冗談を入れてくる。俺はクスッと笑ってしまう。だんだんと大きな笑いになる。
「何がパワーだよ。雨音にそんなパワーあったら怖いし」
「けど、こんな美少女と肩触れ合ったらパワーが…」
自意識過剰だかなんだか知らないけど、面白いと言うことが勝ってしまってずっと笑った。好き嫌いと言うよりは、一緒にいて楽しい楽しくないと言う違いかもしれないと思ったのはその時だった。
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「今日も一緒にか〜えろっ!」
パシリだかなんだか分からないこの相合傘にもすっかり慣れ、俺はいつものように雨音と一緒に並んで帰る。好きと言う気持ちが強すぎてか、今日はなぜか目を合わせることはなかなかできなかったが、その日の自分の気持ちを一生忘れないようにしようと思ったのだった。




