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シェア傘ラプソディ♪  作者: 宮本葵
6月4週目「副会長の仕事」
23/27

6月23日「湊くんが副会長でよかった。」

生徒会役員選挙で見事、当選をした僕だったが、早速今日、生徒会室に呼び出され、正式に副会長の任命を受けた。というより、受けてしまった。

名ばかりでそこまで仕事がなさそうな副会長の仕事かと思いきや――


「じゃあ、一ノ瀬くん、この資料の整理お願い。あと、この行事予定、表にまとめて全学年に配布よろしく。」


会長が涼しい顔で次々と指示を飛ばしてくる。

いやいやいや。これ副会長っていうか、ただの雑用係じゃないのか?


「え、ちょ、待っ――」


「副会長なんだから当然でしょ?頼りにしてるからね〜」


にっこり笑って渡された分厚いファイル。

机の上に置かれた瞬間、ずしりと鈍い音を立てた。


……これ、俺の学生生活終わったな。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


結局、放課後まで授業の時間以外みっちり働かされ、ようやく解放された。

昇降口で雨音が待っていてくれていたのを見て、思わず肩の力が抜ける。


「おつかれさま、湊くん。なんか疲れた顔してるよ?」


「……会長にこき使われた。」


「ははっ、想像つく。会長は人使い荒いことで有名だし。おまけに湊くんは色々やらかしてそうだし」


二人で相合傘をしながら歩き出す。

昼間の忙しさが嘘みたいに、雨のしとしとした音が心地よかった。


「でも、湊くんが副会長でよかった。安心できるし。」


「……俺は全然安心できないけどな。」


そんな他愛もない会話をしていると――

背後に、妙な気配を感じた。


振り返ると、建物の影に慌てて隠れる人影が二つ。


「……おい。今、誰かいなかったか?」


「え?気のせいじゃない?」


いや、あれは気のせいじゃない。

見間違えるはずがない。


校門の柱の裏から、俊介と奈々子がひょっこり顔を出していた。

こそこそしながら手を振ってくる。


「……尾行かよ。」


「ふふっ。面白いね、あの二人。」


雨音は笑いながらも、傘をぎゅっと俺のほうへ寄せた。

俺はため息をつきつつ、どこかくすぐったい気持ちのまま歩き続けた。


――副会長の仕事は大変だけど。

雨音と歩ける時間があれば、案外やっていけるのかもしれないな。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


おまけ。


「あの2人楽しそうに話してるね。」


「湊の初恋なんだから応援しないとな。」


「へ〜。そうなんだ〜。いいこと聞いちゃった。」


「そういえば、雨音は湊のことをどう思っているの?」


「えー、教えないよ…」


「あ、尾行がバレた!もういいや、手を振って応援してやろう。」


「応援の仕方面白いね。フフッ」


俺たちも俺たちで楽しい下校ライフを送っていたのであった。

やばい。書くことない。

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-著者 宮本葵-
茨城県南部出身。中学2年生。最近、何かと運が悪い。やばいと思い、神社へ駆け込み、お祈りをしていたら、たまたま知り合いと会った。小説を書いていて、まあまあ見られていることを話すと、絶対嘘だろと馬鹿にされたので、あとで、スタ連をしておいた。また、どうも最近は小説を書けない。書けなさすぎて、頭が痛くなって、毎日投稿ストップしてました。すみません。

宮本葵の全作品
誰も信用できなくなった俺の前に、明日から転校してくる美少女が現れた。
<ラブコメ作家>は<恋>しなきゃ!
僕の中学校生活がループしているので抜け出したいと思います。
Silens&Silentia シレンス・シレンティア
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