第11話 お姉さんとお買い物
「よ〜しよ〜し、あ、そういえば、和樹くん?」
5分くらい、雪森さんの柔らかい胸の中で抱きしめられながら、いい子いい子とよしよしをされ、雪森さんが俺の名前を呼んだ。
「今日、これから、なにか予定ある?」
「別に無いですけど」
「じゃ、一緒にお買い物行きましょう!」
「お、お買い物ですか?」
「うん、和樹くんの冷蔵庫もうほぼ空だし」
「あ、了解です。行きましょう」
こうして、雪森さんと一緒に買い出しに行く事になった。なんかもう、彼女の行動には驚かなくなった。
雪森さんは着替えるために、一旦自分の家へと帰った。別に一緒に住んでも良くね?とも思ったがそんな事あるわけがない(多分)。
俺も着替え終え、玄関の外に出て、鍵を閉めていると、
ガチャ、
雪森さんの方のドアが開いた。
「ごめんね、待った?」
「い、いえ、今出たところなんで」
さっきまでのラフな格好に対して、今は白の薄いセーターに、目に優しい薄茶色のハイウエストスカート。そして、暖かそうな黒タイツ。ましてもシンプルで素敵。見るからに大人のお姉さんだ、まあ、実際そうなんだけど。
「ん〜、どうしたの、和樹くん?お姉さんの体、ジロジロ見て」
「あ、いや、その、すごく似合ってるなぁって思って、、」
「ふふ、ありがとう。和樹くんに褒められるとお姉さん、とっても嬉しい」
と、少し顔を赤らめながらも、笑顔でそう言った雪森さんは、
「さっ!行こう、和樹くん!近くのスーパーまで!」
「あ、ちょっ、腕にしがみ付かないでくださいよ、雪森さん!」
「だって、和樹くんが迷子になったら、お姉さん、困っちゃうもん」
そのまま、雪森さんの胸を押し当てられながら、近いのスーパーまで歩いて、行った。
そんなこんなで、スーパーに着いた。
中に入っても、雪森さんは俺にくっついたまんまだ。甘やかしたいのか甘えたのか、どっちなんだ。お陰で色んな人に見られまくったけど、俺からすれば慣れたもんだ。
「和樹くんは今日のお昼なにが食べてたい?」
「そんな、お昼までいいですよ。昼はなんか適当に食べますよ。仕事もありますし」
「土曜日も?和樹くん、家にまで仕事持ってくる必要あるの?」
確かに。仕事はそんなにハードではない。ただ、俺が自分にプレッシャーをかけてただけだ。
「いえ、そんな事は全然、、ただ、仕事以外する事がーー」
そう言いかけたら、
「お姉さんがいるじゃない。これから家ではお姉さんが一緒にゲームだったり、アニメ見たりするよ?それでも、仕事持ち込む?」
そう言われて、俺は嬉しかった。ゲームなんて二人プレイとかやった事ないし。アニメも誰かと見るなんて夢にしか思わなかった。それに、会社ではそんなに仕事をしなくっていいとも言われてるから一石二鳥だ。
「お、お願いします!もう、仕事は持ち込みません!」
「うん!偉い偉い!」
「あ、でも、せめて、今日の分はやるので、やっぱりお昼は大丈夫です」
「むー。( `з´)」
なぜ、そこで可愛らしく、むくれる?そして、なんだ、その顔文字は。
「その代わりに、夜ご飯はお願いしていいですか?」
「もちろん!!和樹くんはなにが食べてたい?」
目をキラキラさせて、雪森さんが聞いてきた。
「そうですねえ、久しぶりにカレーが食べたいです」
「カレーね!分かった。あ、ここにカレーのルーがあった。」
と、言いながら、雪森さんはカレーコーナーに行った。そんな彼女の後ろ姿を見ながら、俺は思った。
これってまるでーー
「まるで、デートみたい、って思ったでしょう?」
彼女は可愛く、回りながら、こっちを向いて、言った。
「お、思ってませんよ!」
「え〜、嘘だ。絶対に思ったでしょう?」
こんにちは、こんばんは、青空零です〜
今回も「誰もそばにいない?お姉さんがいるじゃない、甘えたっていいんだよ?」ご愛読ありがとうございます。今回はお姉さんとお買い物回だーー!いや、良いですね!笑
最近、思ったんですけど、ブックマークされてる方だったり、読んでくださってる方ってこの後書きも読んでますか?読んでなかったら、一人で喋ってるみたいで恥ずかしい笑
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