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蜜破  作者:
4/7

4.束ねた思考 


 思考が、束になる瞬間がある


 それが、一気に襲ってきて、パニックになるときがある


 表面上ではそれが現れることは無いのだけれど……


 ……こうして、指で言葉にすると、途端にぐちゃぐちゃな言葉が思考の束になって襲い掛かってきて


 その束になった思考の混沌の中に沈むことが出来て


 その中で、掴みかけた言葉のたった一掴みが


 その束になった思考の混沌の中で、わたしの中では、唯一の軸 糸のような気がして


 それを捕まえたくて、束になった思考をほどいて


 その一連の行為をわたしは、無駄には思えていなくて


 それを見つけたくて書いていると考えているから


 そこがぐらつくと


 わたしが書く意味すら消失してしまう気がして


 ……だから、きっと、書けなくなる


 ……意味が消失するなら


 それは全て無意味な行為になって



 無になってしまう


 なにもそこにはなくなってしまうのだから

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