学校という名の地獄
「キーンコーンカーンコーン」
1時限目の国語を締めくくるチャイムが校内に無機質に響き渡った。
それを鼓膜に入れた教師は慌てて黒板に最後の文字をチョークで書き、私達に申し訳無さそうに眉をさげ
「ごめん、先生授業終了の時間勘違いしてたよ。今日は短縮授業だったね!挨拶はなしで板書終わった子から休み時間にしていいからね。」
コト…とチョークを置きすぐに荷物を持って教室のドアを開け次に授業をするであろう教室に速歩きで向かった。
「あ〜疲れた、次の授業何だっけ?」
「愛ちゃん先生の授業まじで暇だわ〜」
「………」
まるで縛りが解かれたように生徒が各々に動き出す。
かくゆう私もその一人である、消しカスをある程度にまとめ一気に机から落とし、シャーペンを筆箱にいれる。
ふと、後ろから伸びた手に肩をユサユサを揺らされた。
そちらの方に目を向けると、友人である井作守が困った顔をこちらに向けていた。
「ねぇ~〜〜!!授業中寝ちゃったからノートみーせーてー!!!!」
口一番に言われたこの発言を待っていたかと言うように私はとじなかったノートを守に渡す。
「また、寝てたの?」
軽口をたたきながら守の頭に軽くチョプを食らわす。
「だって〜愛ちゃん先生の授業眠いじゃん!不可抗力じゃん!それに、この私だよ寝ないほうがおかしいでしょ!!!」
そう言い渡されたノートをスマホで写真を撮る。
「いや、それおかしーだろ」
「守が授業注意起きてるとか、なんか怖っ!!」
私の隣の席に座っている、古里祐希と前の席に座ってる柴代麻衣子がツッコミをいれる。
それに感化されたのか、守は
「ひどーー!!い!!」「祐希もまいちゃんも私を何だと思ってんの!!!」
と嬉しそうに反応する。
「………」
「もー守、次寝たらノート見せないよ」
私がそうゆうと守はゆっきーも私を見捨てるの?!?!?とわざとらしく驚きつつツッコミをいれる。
私は適当にはいはいと相槌をうち椅子から立ち上がり教科書を持ってロッカーに移動した。
「…………うざ」




