異次元
異次元の少子化対策。
今では政府そのものが異次元的なものに思えてくる。
話は通じないし言ってることもめちゃくちゃ。
中身が小学生の集団が権力を持って好き勝手に暴れているけれど誰も止められない。
どうなる日本。
そんな感じに思える。
きわめて無責任。
無責任なのに傲慢。
一般企業なら責任とって解雇のケースでもひたすら黙ってやりすごせば居続けられる。
政治家ってそれでいいのか?
いいわけないのにどうにもできない。
最近は一部の人たちが裁判で訴え始めている。
でも裁判所も何故か裁かない。
警察も関与しない。
マスコミも話をそらしたり何も報道しなかったり。
ひどくモンモンとさせられる。
昨今は学校で教えている歴史の内容も昔とは違うらしい。
議事録も何も残さない近年の日本。
空白の〇年みたいになるんじゃないだろうか。
さておき、少子化対策に今子供がいる人にお金をばらまくというのはどうかしている。
ある意味で確かに異次元だ。
同じ世界の話であってほしくない。
抜本的に解決する気は全く見えてこないから、この先できる対策は倫理観を無視したものだけじゃないかという気がしている。
すなわち、クローン。あるいは人工授精による子供の大量生産。
日本政府のHPにムーンショット計画というのがあるけれど、実のところ将来的にはそうしようとしているのかもしれない。
デザイナーズベビーとか言ってお金持ちは自分の好きな顔や体格の子供をペットみたいに購入する。
そんな時代がくるのかもしれない。
ムーンショット計画では一人が十人のアバターを動かして生産性を高めるなんてのが書いてあった。
工場で働くとかならそうかもしれないが、戦争を想定していたらアバター戦争になってしまう。
あるいはクローン戦争。
まるで映画みたいだけれど、案外政府は本気でそんなことを考えているのかもしれない。
ロボットが戦争に行って、動かすのは高齢者たち。
そんなシュールな絵面も想像してしまう。
人間の脳も電脳世界にバックアップして、クローン体にインストールする。
まるでSF小説のオルタード・カーボンの世界だが、これも案外本気で考えられているかもしれない。
いずれにしてもお金持ちだけが生存していける世の中しか想像できない。
銀河鉄道999で機械化世界はお金持ちの世界だった。
漫画やSFの世界が間近に迫っているようだ。
どっちみちそんなことをやるには相当なお金がかかる。
そんなことにお金をかけるなら今いる人間が幸せに生きられる方法を考えればいいだろうに。
普通なら。
普通なら地に足の着いたことを最初に考える。
でも自分中心の中身小学生集団だったら、こんな夢物語に国民のお金をつっこんでいくかもしれない。
なにせろくでもないことにお金を費やすのは周知の事実。
使ったお金もその使途も何も明かさなくていいんだから夢みたいな話だ。
異次元の少子化対策の究極策として一夫多妻制の導入でも目論んでいるかもしれない。
自分の好きだったらアイドルに声がけして選挙に出馬させている政治家たちを思い出すとそんなに間違った考えにも思えなくなってくる。
まあでもそんな世界が出現したら日本の中にミニ北朝鮮が大量発生したような感じになるのかもしれない。
半分は冗談のつもりだけれど、その実冗談にならないかもしれないと昨今の世の中を見ていると考えてしまう。
無責任な政府のもと、無責任な会社が大量に生まれ、結果として無責任な国民が大量に育っていく。
そんな国をなんというのだろう。
そんな国が永続的に存在するだろうか。
自民党のひどさがひときわ目につくが、ひどいのは野党の政治家も同じかもしれない。
つまるところ選挙で世の中は変わらない。
選挙で選ばれた政治家が仕組みを変えなければダメだ。
あるいは政治の暴走を止める何か。
でもこれも仕組みってことになるのかもしれない。
仕組み。ルール。
作っても守らなければ意味はないだろうけれど。
そう考えるといろいろとうんざりしてくる。
性善説は完全に死んだ。
信じられない世の中で人を信じるにはどうすればいいのだろう。