表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
没落貴族に異世界転生?でも総量1万越えの魔力と商才活かしてはじめる国づくり!  作者: 神崎あら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/21

6話 政略結婚?



 「落ち着け、落ち着くんだエリー、結婚ってそんなお前はいいのかよ」

 「全然かまわないわよ、結構好みだったし……」


 そう呟くととエリーはそっぽを向いてしまった。

 嘘だろ俺が好みだったのか、でもお前やたら俺にダル絡みとかしてきたじゃん……嫌がらせだと思ってたけど、違ったのか。

 しかし困ったなゼネナル家は、わりと貴族の中でも力のある家だ。

 そんな強貴族からの縁談。

 没落貴族の我が家では断れないなこれは。


 「エリー、お前まさかこんな奴と結婚するのか?」


 そんな衝撃の婚姻発表の余波は、近くにいたバナーも食らったらしく何やら言い始めた。

 こんな奴とは失礼な、一応これでも貴族だぞ、没落してるけど。


 「ええそうよ、これで貴方との縁談は正式にお断りさせていただくわ」

 「ありえん!うちの家と婚姻関係を結べることは、お前の家にとって利益になるはずだ!」

 「家とかどうでもいいのよ、わかってね」


 そう言ってエリーは俺の後ろにささっと隠れた。

 え、ちょっ、エリーさん隠れるとかそんな、強貴族の争いに俺を巻き込まないで……。

 

 「ごめんねエリック、でもあいつ嫌いだから守って」

 「守るってエリーそんな……俺はあんまり目立ちたくは無いんだが」

 「おい没落貴族、お前やる気かよ」

 

 背後には隠れるエリー、目の前には敵意剥き出しのバナー。

 まいったなそんなつもりで来たわけじゃ無いのに……。


 「いやそんな気はない、だからここは穏便に」

 「うるせぇ、表へ出ろよ、決闘だ」

 「なんだ、なんだ決闘か」

 「セントレアの跡取りが、ベルーナ家と決闘するらしいぞ」


 バナーと俺の小競り合いに感化され、辺りの貴族たちも騒がしくなってきた。

 うーん、魔石買ってくれる人探しに来ただけなのに何故こんなことに。

 

 「なんだ、何事だ!エリー、それにエリックお前ら一体何したんだ?」


 騒ぎが大きくなり、この舞踏会の主催者のルージュおじさんが出たきた。

 助かった、おじさんに事情を説明してこの場を収めてもらおう。


 「おじさーー」

 「お父様!バナーが私との婚姻が破談になったのを知って暴れてしまい、それを見て私を心配したエリックが助けにきて今に至るという感じです」

 「なに!?バナー、貴様我が娘になんてことを!そしてエリックありがとう、して決闘と聞こえたが、もしや娘をかけて決闘するということか?」

 「そうですわ!」


 いや違うだろ!何一つとして!

 てかなんかこの掛け合い、示し合せのような感じがするな。

 この2人、もしかして俺を嵌めようとしてるのか。

 

 「おいエリーなに言ってんだ、俺が暴れただとふざけるな、決闘なんてせずにこの場で本当に暴れてやるよ」


 バナーがそう言うと、空気がなんか熱くなってきた。

 この感じ魔法?でも発動させた感じではいないな、もしかしてバナーのやつ属性体質なのか。

 属性体質とは、自身の魔力に初めから属性が宿っている状態であり、力のある貴族の血縁にはこういった体質をもつ人が多い。

 属性体質を持つ人間が魔力を纏うとそれだけで、炎を纏ったり、水を纏ったりすることができる。

 見たところバナーは炎属性の体質持ちって感じだな。


 「おい!没落貴族、この会場ごと燃やしてやるよ」


 おいおい会場ごとって、ルージュおじさんはそれでいいのかよ。


 「エリック良いぞ、ここでやれ!ただあんましやるな」


 ルージュおじさんは、俺の強さをわかっている。

 わかっているからこその注文だろうけど、あんましやるなって加減分かりづらいんだが。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ