第22話 死体執事
ハイハイ執事登場です。
ー魔人槌を倒しましたー
ーマサシはLv10になりましたー
ー泡スペルLv5になり、《泡爆弾》を覚えたー
ー魔術創造(泡スペル限定)LvCになり、下級三種合成・中級単体改良が出来る様になりましたー
ー魔力供給LvBになりましたー
ー合唱スペルLvBになりましたー
ー調合Lv1を習得しましたー
ー清掃水晶の剣がLv1→Lv5になり、攻撃力+35になりましたー
ーシロリンはLv8になりましたー
ー剣Lv1になり、スラッシュを覚えたー
ー吸収Lv1を習得しましたー
ー自己再生Lv1を習得しましたー
ー溶解Lv1を習得しましたー
ー火スペルLv1になり、《火矢》を覚えたー
ー水スペルLv1になり、《水発射》を覚えたー
ー風スペルLv1になり、《風刃》を覚えたー
ー土スペルLv1になり、《石弾》を覚えたー
ー魔力スペルLv1になり、《魔力弾》を覚えたー
ーブラウンはLv5になりましたー
ー槌Lv1になり、スマッシュを覚えたー
ー鍛冶Lv1を習得しましたー
ー並列思考・高速思考・夜鬼眼は解除されましたー
はあはあ、やっぱり全開でやると生き霊でも疲れるんだな。とりあえず、何とか魔人槌を倒す事ができたが、やっぱり課題が多いな~
パチパチ・・・・・
「いや~、お見事です。あの呪われた金槌を倒すとは・・・封印するのが精々だと思いましたが、期待以上の御方のようですね。はい!」
「誰だ!?」
声のする方へ視界を向けてみると執事服を着た老人が拍手をしていた。
但し、普通とはかけ離れているようだ。その老人の顔は腐っていた。
「貴方様ほどの御方ならば、わたくしめが発言するよりも速く、わたくしめが何者か識別する能力があると思われますが・・・ここは礼儀を重んじて、名乗りましょう。はい。
わたくしめの名はスミス、ドラキ家に仕える死体執事でございます。はい。」
そう言えば、『分析』『夜鬼眼』があったな。まだ慣れていないからとっさに使えないな。今後の課題として知らない者に会ったら即『分析』を心掛けよう!
それでは改めて『分析』発動!
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スミス ♂
種族『動く死体』
職業『死体執事』
属性: 闇 土 弱点:光
Lv15 HP120/120 MP150/150
スキル
言語Lv5
鑑定Lv3
交渉Lv8
礼儀作法Lv5
奉仕Lv7
危険察知Lv3
詐術Lv2
料理Lv5
鞭Lv5
結界スペルLv6
封印スペルLv5
土スペルLv3
解呪スペルLv5
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どういう感想を持てばいいか分からないステータスだな。
ただ、オレの直感的に油断大敵な奴だと結論を出している!
「・・・わたくしめが何者か、ご理解いただけたようですね。はい。」
こっ、こいつ!?オレの分析を使ったことを予測して会話を再開させやがった!
「・・・驚いていらっしゃるようですが、この程度は年の功で分かります。はい。」
「そんな事よりこれはどういう事だ!?つーの!」
ブラウンがオレに問い詰めに寄った。
「おやおや、そちらの方が急務のご様子。すぐに済みそうな物ようですし、そちらからどうぞ。はい。」
「・・・礼を言う。で、ブラウンどうした?」
「この格好はどういう事かと聞きたいつーの!!」
「あ~、オレと従魔契約をすると魔物は人化するみたいだ・・・あっ!?全裸はどうにかしないといけないな!」
金色泡を発動させ、皮の鎧をブラウンにピッタリサイズの皮の服に変え、ブラウンに渡す。
ブラウンは渡された皮の服を強く握りしめながら発言した。
「そんな事じゃねえ!!俺は、俺は雄だーーーーー!!!!!」
ハッ!?イマナンテイッタ?
ありがとうございます。
次回は7/4 12:00に更新します。




