第18話 シロリン
「邪気封印の攻略法だが、まず、人手が必要ですぞ!」
「それは大丈夫だと思う。モンスターテイムで味方を増やす予定だし。もう、1匹目は産まれそうだ!」
マサシはワイズボックスからスライムエッグを取り出した。
スライムエッグがプルプルと震え始め、卵にヒビが入った。
「ピッキー!!!」
ー卵が割れ、ホワイトスライムが誕生したー
白いゼリー状の球体がマサシの石像に乗った。
ーホワイトスライムは仲間に入りたそうにこちらを見ているー
ー仲間に入れてあげますか?ー
→『はい』
『いいえ』
ここは一択の『はい』でしょう!
ーホワイトスライムが仲間に入ったー
ー従魔契約の為、命名の儀式を行ってくださいー
命名の儀式のやり方は自然と頭の中に浮かんだ。
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『我が名は《マサシ》。汝の名は《シロリン》。契約の名の元、共に在ることを誓おう。』
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ー従魔契約は完了しましたー
ポンと音をたて、白い煙がシロリンを包み込んだ。
しばらく立ち上った煙が晴れた時、白髪で青い瞳の可愛らしい幼女が立っていた・・・・・・・全裸で・・・・・
ーマサシ①は混乱しているー
ーマサシは混乱耐性Lv1を習得したー
ールプとネークスは白い目でマサシを見ているー
ーシロリンはキョロキョロと周りを観察しているー
ーマサシ①は混乱後、フリーズしたー
ーマサシは凍結耐性Lv1を習得したー
ールプとネークスはハッとなって事態の異常性に気が付いたー
「まちゅたー、これから『シロリン』をよろちくおねがいちますね!」
マサシ①はフリーズから立ち直った。
「あっ・・・ああ、よろしくお願いするね!・・・そんな格好では風邪をひくのでとりあえず、これを着なさい。」
マサシ①はワイズボックスから皮の鎧を取り出した。
シロリンはいそいそと皮の鎧を着用したが、ダボダボで裸ティーシャツみたいな状態になった。
マサシ①はシロリン用の服を用意する事にした。
《泡の精霊の子らよ、我に力を貸したまえ、理から外れて変換する黄金色の泡》
『下級霊導炉金色泡』
マサシ①は皮の鎧をシロリンにピッタリのサイズの皮の服に変えて金色泡を解除した。
シロリンはダボダボの皮の鎧を脱ぎ、皮の服に着替え直した。
「まちゅたー、ありがとう!」
①「シロリン似合っているよ。」
シロリンはとびきりの笑顔になった。
「な・なな・なんじゃーそれは?何でスライムが人間になるんじゃ!?」
シロリンはびっくりしてマサシの石像の後ろに隠れた。
①「何でって?こういうものではないんですか?元スーパーブラックスライムゾンビに魔物化していたネークスさん?」
「理屈がちがうのですぞ!ワシ達精霊の魔物化は精霊が直接、魔物に変化するのでは無く、既存の魔物に取り込まれて力を吸収されている状態を言うのですぞ!
魔物が人間になるなんて聞いたことがないですぞ!」
①「・・・オレはよく聞く話ですが、創作物の中ですが。」
「成る程なのです。おそらく、マサシさんのイメージが従魔契約に影響を与えたなのです!」
「つまり、この容姿はこの小僧の願望が入っているですぞ!」
①「・・・・・・オレがロリコンと言いたいみたいだな?否定はしないよ、オレはけっこう子供好きだし。」
「フン!なら、ロリコン!こんな子供を戦力と考えているですぞ!?」
《ひかりのせいれいのこらよ、わたちにちからをかちて、でてきてひかりのたま》
『下級光球』
光の球がネークスの顔をかすって、後ろの壁にめり込んだ。
「まちゅたーをぶじょく(侮辱)ちゅるなら、つぎはあてる!!!」
「・・・・・ネークス、謝った方がいいなのです!ステータスはかなり高いなのです!」
①そんなに高いの?分析で確認して・・・・・
「あなたをてきと、にんちき(認識)ちまちゅ!」
《ひかりの「シロリン!ストップストップ!!」
「ネークス!早くなのです!!」
「・・・すまなかった、小僧を侮辱して悪かったですぞ。」
「・・・・・つぎはもんどうむようでうつ!」
①容赦ないな~。改めてステータス!仲間みたいだし、メニューのパーティーから確認しよう!
①メニュー→パーティー→[シロリン]→ステータス
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シロリン 性別? 状態:健康
称号:ホワイトスライムメイド
属性:光 火 水 風 土 雷 木
Lv1 HP100/100 MP99/100
加護:泡蟹の加護 (マサシからの魔力供給)→効果・MP自動高速回復(弱)・ステータス強化・状態異常耐性強化
武芸百般:武具系のスキルが上がりやすい
魔道精通:魔術系のスペルが上がりやすい
天才の閃き:スペルスキルが容易に習得出来る
攻撃100(+20)=120
防御100(+20)=120
速度80(+20)=100
魔力110(+20)=130
精神100(+20)=120
器用100(+20)=120
スキル
言語理解Lv1
一般教養Lv3
礼儀作法Lv1
スペル
光Lv1《光球MP1》
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「「「!?」」」
「・・・凄いステータスだよ!シロリン!!」
「えっへん、まちゅたーのおかげででちゅ!」
「・・・それが凄いのは認めるですぞ。で、いい加減邪気封印の攻略法の続き、よろしいか?」
「「あっ!?」」
①シロリンのインパクトで忘れていた!!!
邪気封印の攻略法は引っ張っているが、特に難しい事を書くつもりはありません。ただ、こうした方がいいよと言った感じです。




