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ペルソナオンライン   作者: ヒキニパー
1章
10/15

7話

お待たせ(?)しました


今回で日常(?)が終わりです


そろそろログアウト可能な平和なゲームが終わります



3日目のアップデートはジョブの実装と、


エルフのプレイヤー減少の歯止めの為、


弓の攻撃力上昇であった…のだが、


まだ使い勝手が悪いようで、不満が流れていた。


しかしスンナは、


「うわぁ…すごい…HPの減り方が全然違う…」


とかなり満足していたようだ。



4日目、今度は戦闘スキルを大幅に増やした。


ふやされたスキルは主に剣術、槍術、魔法であった。


5日目、今度もスキルのアップデートで、


弓術や生産スキル各種が実装され、


生産職希望のプレイヤーで鍛冶場や木工所など、すさまじい争いが起きるなど


多々問題があったが、そのうち終息していったためそこまで大きな問題ではなかったのだろう。


そして夕食前のアンケート実施時に


「これでβテストでのスキルはすべて実装されました」


と説明され、今度はのアップデートはクエスト関係だと明かされた。


そして6日目…


「ついに本格的にゲーム~って感じがしてきたなぁ」


アップデート前ですら完成度高かったけどさ、と言いながら


自分のステータスと、実行中のクエストを確認する。


前によくわからずステータスを振り分けてしまっていたが、


ケージの指導のもとその遅れを取り戻していた。


「地雷だとかカススキルだとか言われてるけどあたれば強いのにねー…」


なんでだろうねーっとつぶやきながら沼のフィールドで


一人黙々とクエスト指定のモブを矢で射ぬいていた。


弓は遠距離から攻撃できることやアップデートで弓の攻撃力の低さの問題を


修正したため攻撃力は高くなったのだが、


弓によるほとんどの攻撃では敵がなかなかひるまないことや、


命中率の低さ・パーティープレイ時に弓で攻撃すると真っ先に狙われ死んでしまうなど、


最初は使う人もいたがエルフの打たれ弱さなど


デメリットが強いため次第に減っていった。


そんな事情もあるため、


スンナは少ないエルフの野良パーティーですら


はぶられてしまい


結果、ソロで狩りをする羽目になっていた。


「まぁひるんでくれないのはつらいよねぇ…、ダメージ量じゃなくて


ヒット時の重さとか面積でひるみ値が稼げるのかな…?」


う~んと唸りながらも次の標的へ狙いを定め放つ。


ひるんでくれないために1~2発で仕留められるところが、


スンナの狩り場となっていた。


そんなスンナは現在レベル20でジョブは弓師、


下級ジョブであるが今はだれもがそうなので気にしない。


ジョブレベルが上がれば上級ジョブになれるらしいが、


まだジョブレベルアップの方法は判明していないようだ。


ちなみにレベルトップクラスの平均は35で一番高いレベルは40といったものまでいる。


スンナはゲームは好きでも命をかけるほどには好きというわけではないのだ、


スンナはいちいち矢を買いに村に戻ったり、種族を変えた友達とチャットでしゃべったりなど


戦闘ばかりでなく、自由気ままに生活していた。


それに比べトップランカーたちは、「βテストのデータは本オープンで使用可能」


という説明を3日目に受けた時、激しく争いながら狩り場を確保し


ログアウトの時間まで、


ほぼ休みなしで狩り続けたのだという、


この情報は啓太こと、ケージから教えてもらったので


ケージもこのランカーとやらに入っているのだろう。


すさまじい努力だ、その努力を勉強に生かせないもなのかなぁ…と


どんどん考えがずれていくスンナ。


それでも手を休めないあたりはもはや習慣なのだろう。


なんだかんだでスンナもケージに染まっていたのであった。






…そんな穏やかな日常が終わろうとしていた…

次から第二章に入る予定です。


それに伴い2章から書き方を変える予定です


なので更新が少し停滞すると思われますが、


書くからには完結を目指す所存です。


よろしくお願いいたします。



もしかしたら更新がかなり遅れます…ご容赦ください;w;

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