表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ペルソナオンライン   作者: ヒキニパー
1章
9/15

6話

2日目からのテストは、ついに種族ごとに使える武器の制限や、種族専用武器など


種族の差別化のアップデートが始まった。


内容は、


人間は、


基本なんでも装備できるが他の種族専用装備は無理で、


近接や遠隔に特化された種族には武器への補正値が劣る。


専用装備は、槍や長刀など。


ドワーフ、


速に大幅なマイナス補正が入るが、体、力に補って有り余るほどの


補正が入ることになった、


近接戦に向いており主に相手の攻撃を受け止める役割を担いそうであった。


専用装備は、大金槌。



エルフは、


近接武器へのマイナス補正はないものの、


近接スキルに対して制限がかかり、重装備は不可能、


技や魔、速のステータスなどにプラス補正が働くなど


主に後方からの攻撃が得意な種族になった。


専用装備は、特殊な弓(矢を2本同時に放つことのできる弓など)


ダークエルフ、


魔や速のステータスにプラス補正が働く、


弓の代わりに近接攻撃の制限をなくしたような形、


近接は種族人間に、やや力が劣る。


専用装備は、蛇腹剣じゃばらけん


(蛇腹剣とは、剣の刃を複数に分断し、それをワイヤーなどで連結させられている剣、


剣としての切れ味と鞭のような中距離攻撃を兼ね備えた武器である。)


というもので1日目とはかなり異なるようになった。




菜々美は種族はエルフのまま続けることにし、


良子は早速、種族を人間にしていた。


啓太は昨日の約束があるということでまだエルフのまま続けるようだが


そのうち人間にする!っと言っているようだ。






エルフの村、村長の家前にて…


「うわぁ…いっぱい人がいるよ…」


誰が誰かわからないなぁ~とつぶやき、スンナはNPCの村長の隣に陣取った。


「けーくんはどういう感じのキャラかな~?」


オンラインでは格好つけてるからきりっとした感じに仕立ててるのかな?と


本人が聞いていれば少し怒るであろうことを口走りながら待っていた。










…それからしばらくして…


「…来ないっ!なんでっ!?すっぽぬかされたッ!?」


時間返せぇ~っっと叫び、


「もうフィールドでモンスターを狩ってレベル上げしてやる!」


と言い捨て立ち去ろうとすると


「間違えてたらすいませんが…、菜々美さん?」


と少し遠慮がちに聞いてくる長い黒髪を後ろで縛ってある少しキリッとしたエルフが話しかけてきた。


「そうですけど…ってけーくん?…うっそ全然違う…」


と驚愕の表情で返事を返し、


「っておっそい!何やってたのよっ!レベル上げに行こうかと思ってたよっ!」


額に青筋を張り付け詰め寄り胸ぐらをつかむスンナ、


「わ、わりぃ、悪かったから放してくれッ!」


HP減るからっ!むしろ減ってますっ!?と叫び平に謝る。


む~と唸りながらも開放し、不機嫌ながらも遅くなった理由の説明を求めた。



…説明中…


「ふ~ん私が綺麗すぎてわからなかったんだぁ~っ!」


えへへぇ~と照れているスンナと、


いやそこまではいってねぇし…まぁいいやっと、


言わぬが仏を実行している啓太ことケージがいた。


「てか、やっぱり偉人の名前いじってきたね、『ケージ』さん?」


と予想が当たったために得意げな表情でケージに話を振ると、


「ああいう偉人にあやかったほうが強そうだろ?」


あと、かっこいいしなっ!と自慢げに胸を張るケージは、


早速索敵スキルの取得いってみるか!と気合を入れた。



それからしばらくしてスキルをいくつか取得し、イノシシ型のモンスター、


…草原イノシシというらしいそれを、ペアで狩るために草原に来ていた。


「うぅ…ここでイノシシに跳ね飛ばされたんだよなぁ…」


と嫌なことを思い出した…という顔であたりを注意深く見まわしている。


「大丈夫だって、今度は索敵スキルがあるから


ここらのモンスターじゃ奇襲を受けることはないって!


…てかあたり見回すんじゃなくて自分の視界の右上に地図あるだろ…それ見ろよ…」


地図に赤いマークがあったらそれがモブ(モンスターのこと)だからさ、


と普段の馴れ合いから感じさせないようなやさしさを見せるケージ。


しばらくすると、後ろにいるっ!っとスンナが叫びながら振り返り矢を放つ。


急ぎ気味に放った矢にしてはきれいな軌道を描き草原イノシシにヒットした。


するとズバァーン!という音とともにプギィーッ、と言う断末魔が聞こえた。


…クリティカルヒットしたようだ…


うわぁ…すげぇ…とおののいてるケージをそっちのけで


「よっし!いっぱぁ~つ!」


と顔をほころばせ見た見た!?と喜ぶスンナ、


…爆発シロ


閑話休題それはともかく


おれ…エルフで弓使ってみようかな…いやいや人間での槍をだなぁ…


そう迷いながら、お疲れ~とスンナにねぎらいをかける、


それを受け、ありがと~っと返事をしたスンナ、


オンラインゲームではよく目につく光景でありマナーである。


そして、


「弓って聞いてたのよりも強いんだな」


あたらないし威力微妙って聞いてたけどそんなようには見えなかった、


そうケージが感想を述べた、


「う~ん、クリティカルヒットしたからじゃないかな?」


前当てた時ひるみもしなかったし…と不思議そうに答えた。


「ふむ…クリティカルヒット時のダメージ倍数がかなりすごいんじゃね?」


すげぇ音だったし、といい


「まぁやってけばわかるだろ」


っとめんどくさくなったのか投げやりに言った。


スンナも同じ考えに達したのか、そうだねぇっとだけ言い


次の獲物を探す。


「そういえばさ、ケージは種族はエルフなのになんで剣使ってるの?」


制限入ったんじゃなかったっけ?と聞くと、


「お前との約束があったからな」


明日あたりに人間に変えるさ、


と聞く人が聞けば爆発シロ!と叫ぶであろうセリフを言った。


まぁた言ったよああいうセリフ…と呟きながらも


まぁそうだよね~、と気がつかないふりをしつつ答えた。







こいつやっぱり天性のたらしだよねぇ…と思いながら…。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ