47話 問題発生
1日のPVが10万!
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竜王が魔王の元に向かって数日。
コンビニも無事繁盛している。
そんな時やって来たのは、サンタナ村長。
何やら相談があるそうだ。
「村に金が無い?」
「はい」
話をまとめるとこうらしい。
村人が俺たちの店を利用する。
俺達は村の店を利用しないから、
金が俺達の方に流れて金が回らない。
成る程。
そう、これは王都に居た時から少し懸念していたことだ。
俺のネットショッピング機能の弱点だろう。
どんどん現地のお金が減っていく。
気付いてはいたが、こんな小さな村だとかなり早く目に見えて、
露呈していまった。
なら通貨を紙幣に変えるか?
いや、無理だな。
あれは偽物を作らせない為に、精密に出来ている。
俺にそんな事出来ないから、作れない。
さてどうしたら、いいか。
というか、こっちの世界はどうやって金貨や銀貨の加工をしているんだろう?
今度、知ってそうな人に聞いてみよう。
マイケルさん達、元気かな?
取りあえずは、村の外からお金を調達しよう。
「という事で、近くの町まで商品を売りに行こうと思います」
店の閉店後皆に説明する。
誰か付いて来てくれるかな?
うん。
予想通り希望者は無しと。
知ってたよ。
でも、誰か連れて行くからね。
「私は畑があるので無理です」
まぁ、仕方ないか。
「私は皆のご飯作らないといけませんので」
まぁ…いいとしよう。
「じゃあ、私が行きましょうか?」
「シャルもいこーか?」
「マリーも行ってやっても良いぞ」
いや、相楽さん。
君は幼女二人のお世話を頼む。
「私は……接客を」
「いらっしゃいませー、はシャルがするー」
「マリーに任せるのじゃ」
やる気満々だ。
「えーっと、合成しないと」
「何を?」
「えーっと……」
「えーとっ……私が行きます」
稲葉さん、そんなに嫌がらなくても。
それじゃ明日から行って来るから、皆宜しくね。
自身二作品目のブクマ1000人超えの作品となりました。
ありがとうございます。




