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怪我
ある日、
「ガチャ...バン」
と玄関のドアが勢いよく開閉された音がした。
「拓哉帰ったか~...おーい返事しろ〜。」
と言ったが返事はなかった。
「しょうがねえなあ。」
と言って、俺は拓哉の部屋を見に行った。
「拓哉いるのか〜、開けるぞ~。」
と言って、拓哉の部屋に入った。ベッドの上で布団を被っているようだった。
「どうした。」
と、聞いてみたが返事がなかったので布団をどけようと思ったが、
「...てって。」
「なんか言ったか。」
「部屋から出てって。」
と小さな声が聞こえた。俺は仕方なく部屋から出て夜ご飯の準備にかかった。
~2時間後~
「拓哉~、晩飯出来たぞ。早く来ないと冷めちまうぞ~。」
と言ったが、少し待っても来なかったので、また部屋に行った。
「拓哉、入るぞ。」
まだ布団を被っているようだった。そこで、そっと布団をどけてみたら、拓哉がお腹を抑えてうずくまっていた。




